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関学大OBの森、梶川が躍動の東京V「BSの放送があると分かっていたので…」

ゲキサカ / 2018年7月11日 23時55分

関学大OBの森俊介(左)と梶川諒太が先発した

[7.11 天皇杯3回戦 関学大0-1東京V 味フィ西]

 天皇杯3回戦、東京ヴェルディが関西学院大を1-0で下した。OBのMF梶川諒太とFW森俊介が先発し、母校撃破に貢献した。

 右MFで先発した森は、「こけちゃいました」と前半早々に気合が空回りするプレーもあったが、積極的な仕掛けで持ち味を発揮した。

 森は2年前に同大を卒業。現3年生まで一緒に汗を流したメンバーだ。対戦が決まったときは「なんでやねん」となったというが、「自分たちの代の時に試合に絡んでなかった子が自信をもってプレーしていた。強くなっているんだなと思いました」と後輩たちの成長に目を細めていた。

 梶川は12年3月に卒業。現在、同大でコーチを務める高橋宏次郎氏と同期で、相手ベンチにはチームドクターらなじみのメンバーが多数並んでいた。「懐かしいな」と感慨にふけった梶川だが、「改めて負けられないなと思った」という。

 勝利という結果については、「BSの放送があると分かっていたので、負けたら吊るしあげられる感じだった。勝てて良かった」と振り返ったが、「内容を見るとちょっと恥ずかしい」と素直な感想も語る。

 そして、リーグ戦で出番の少ないメンバーで戦っていたこともあり、「自分たちが守備をサボっていた。厳しく言うと、リーグ戦のメンバーに入って行くのは難しいんじゃないかなと思った。全員が危機感を持たないといけない」と語気を強めていた。

(取材・文 児玉幸洋)●第98回天皇杯特設ページ

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