「大人のサッカーをやってくれた」U-17日本代表、新潟選抜振り切って全勝V!
ゲキサカ / 2018年7月18日 6時40分
[7.16 国際ユースin新潟第3節 U-17日本代表 2-1 U-17新潟選抜 デンカS]
U-17日本代表が全勝V! U-17日本代表は16日、「第22回国際ユースサッカー in 新潟」最終節でU-17新潟選抜と対戦。MF岩本翔(G大阪ユース)と左SB下川太陽(C大阪U-18)のゴールによって2-1で勝った。U-17日本代表はこれで3戦全勝。大会2連覇を達成した。
「大人のサッカーをやってくれた」。U-17日本代表の指揮を執った秋葉忠宏監督は、3日連続の45分ハーフゲームと暑さで身体が思うように動かない中、全勝優勝した選手たちに誇らしげな表情を見せていた。ドローでも優勝が決まる状況。だが、前半から非常にアグレッシブにボールを奪いに来ていた新潟に決定的なシーンを作られた。それでも「スカウティングで前から来ることは分かっていた。後半には落ちて来る」(秋葉監督)ことも理解した上で選手たちは慌てずにゲームコントロール。もちろん、代表チームの強さを示したい気持ちはあったはずだが、焦れずに攻めた日本は前半に先制すると、後半にもカウンターで加点して白星を勝ち取った。
トレーニングパートナーを含めると、今回のU-17日本代表新潟合宿メンバーは10人以上が初招集。大会前には不安視する声もあったようだが、それでもトレーニングからエネルギーを持って取り組み、試合ごとに出た課題を改善しながら成長したU-17日本代表が全勝で頂点に立った。
メキシコ、クロアチアに連勝して最終節を迎えた日本は4-4-2システム。GKは鈴木彩艶(浦和ユース)で4バックは右SB井上樹(甲府U-18)、CB馬場晴也(東京Vユース)、CB丸山海大(東福岡高)、左SB下川の4人。中盤は柴田壮介(湘南U-18)と岩本のダブルボランチで右MF小田裕太郎(神戸U-18)、左MF井上怜(市立船橋高)、2トップは津久井匠海(横浜FMユース)と栗原イブラヒムジュニア(三菱養和SCユース)がコンビを組んだ。
一方、新潟はJ注目GK相澤ピーター・コアミ(日本文理高)やFW晴山岬(帝京長岡高)が先発。前半はその新潟が精力的なプレッシングで中から外側へと相手を押し出していく。6分、7分には晴山が右サイドの角度のない位置から連続シュート。日本はGK鈴木が好反応ではじき出したが、31分にもカウンターから攻め上がってきたMF吉田晴稀(帝京長岡高)にあわやのミドルシュートを打ち込まれるなど危ないシーンを作られてしまう。
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