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川崎Fが札幌との上位対決勝利!小林悠はV弾も笑顔なし「最後の失点はいらなかった」

ゲキサカ / 2018年7月18日 21時16分

結果的にFW小林悠の2点目が決勝点となった

[7.18 J1第16節 札幌1-2川崎F 札幌厚別]

 J1リーグは約2か月間の中断期間が明け、18日に第16節を一斉開催。札幌厚別公園競技場では北海道コンサドーレ札幌と川崎フロンターレが対戦し、2-1で川崎Fが逃げ切った。

 5位札幌と3位川崎Fとの上位対決。試合は川崎Fが主導権を握り、負傷明けのFW小林悠とMF中村憲剛を中心に得意のパスサッカーを展開する。前半25分、MF大島僚太のパスを敵陣中央で受けた中村が反転からスルーパス。これに反応した小林が抜け出し、GKとの1対1から右足を振り抜くがGKク・ソンユンのファインセーブに阻まれる。37分には、ペナルティーアーク内でFKのチャンスを得るが、中村のキックはわずかに枠を外れた。

 対する札幌は、セットプレーからFWジェイとFW都倉賢にボールを供給し、空中戦を仕掛ける。前半29分には、ジェイが左サイドへスルーパスを送ると、MF菅大輝のクロスを都倉が頭で合わせるがGKチョン・ソンリョンの正面。36分には、自陣からのロングパスにジェイが反応し、相手2人に挟まれながらも左足でシュートを放ったが、枠を外れて絶好のチャンスを逃した。

 スコアが動いたのは、前半42分だった。右サイドからドリブルで仕掛けたDFエウシーニョが中央PA手前まで持ち込んで左足を振り抜く。GKの正面だったが、ク・ソンユンが弾いたボールがそのままゴールに吸い込まれ、川崎Fが先制。1-0で折り返した。

 後半の立ち上がりから高い位置で奪い、素早くシュートまでつなげる川崎F。7分、狭いスペースでDF車屋紳太郎、MF阿部浩之、MF守田英正とつないでPA左でパスを受けた小林が鋭い切り返しから右足を振り抜く。これが右サイドネットに突き刺さり、2-0とリードを広げた。小林は4月28日の第11節・神戸戦以来の得点となった。

 札幌は後半15分にMF深井一希を下げ、MF白井康介を投入。今季、愛媛から加入した白井は移籍後リーグ戦初出場となった。徐々にボールポゼッション率を上げていく札幌は27分、高い位置でボールを奪ったDF福森晃斗が左サイドからクロスを供給。中央でジェイがヘディングシュートを放つが、GKチョン・ソンリョンに止められてしまった。

 まずは1点を返したい札幌は後半29分、菅に代えてMF早坂良太、37分にはDF石川直樹に代えてMF小野伸二を入れ、3枚のカードを使い切った。40分には、MF家長昭博にドリブル突破を許し、左足シュートを打たれるもGKク・ソンユンが好セーブ。最後まで諦めない姿勢をみせた。

 すると、札幌は後半アディショナルタイム5分に福森のFKからGKチョン・ソンリョンが弾いたボールを都倉が押し込み、1-2。しかし、反撃はここまで。川崎Fがリーグ戦3連勝を飾り、札幌は3試合白星なし(1分2敗)となった。

 試合終了後のインタビューで小林は、「チャンスだったのでしっかりコースを見て、うまく決めることができた。キャンプで準備したことだったり、球際で戦うところはしっかりできた。だが、最後の失点はいらなかった。しっかり、2-0、3-0で勝ち切ることが大事だった」と語り、勝利も笑顔はなかった。
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