先輩・長友の御前試合で、FC東京DF太田宏介が「挑戦状」

ゲキサカ / 2018年7月23日 14時47分

太田宏介は思わず拳をつきあげた

[7.22 J1 第17節 FC東京5-2横浜FM 味スタ]

 灼熱の夜空に、美しい放物線が描かれた。前半8分、FC東京のFWディエゴ・オリヴェイラがファウルを受けて得たFK。ペナルティーエリアからわずかに外側に出たやや左の地点。キッカーのDF太田宏介が左足を振り抜いたボールは、相手ゴールの左サイドに吸い込まれるようにしてネットを揺らした。

「今日はなぜか決められそうな気がしていたのでよかったです。健太さん(長谷川監督)の前で初めてゴールを決められたのもうれしい」

 長谷川健太監督も「横浜FMは前節、8点取っている。先に点を取られると乗せてしまう恐れがあった。そういう意味で(太田)宏介のゴールは大きかった」と手放しでほめた。

 スタンドには大物OBが姿があった。FC東京OBでロシアW杯でも太田と同じ左SBで奮闘した日本代表DF長友佑都が、親交のある自民党の小泉進次郎氏と一緒に観戦に訪れていた。

 その長友から試合前に「宏介、行けよ!」と激励された太田は「FC東京のことを気にかけてくれるのはすごくうれしいし、FC東京がしっかりタイトルを取れたことを報告できるように残り試合も頑張りたい。僕も同じポジションなので、(長友に)一歩でも近づけるようにしたい」。

 日本代表経験もある太田にとって、1学年上の長友は良き兄貴分であると同時に、これから再び代表のポジションを争うライバルにもなり得る。

 この日、首位・広島が引き分けたため、勝ち点差は9から7に縮まった。「自分たちが勝ち続ければ、上との差は縮められると思う」。試合翌日の23日は31歳の誕生日。一日早いバースデーゴールを決めた太田は逆転優勝の可能性を信じて、若々しく走り続ける。

(取材・文 林健太郎)
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