[MOM2558]磐田U-18FW三木直土(2年)_“伝統の左足”で決勝弾!! オフザボールも一級品

ゲキサカ / 2018年7月24日 18時20分

裏に抜けてボレーシュートを放つジュビロ磐田U-18のFW三木直土(2年)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.23 日本クラブユース選手権U-18大会GL第2節 磐田U-18 1-0 熊本ユース 前橋総合]

 相手のプレーモデルを前線からかき乱し、チームをグループリーグ突破に導く決勝点は独力で決めた。ジュビロ磐田U-18のFW三木直土(2年)は第2節のロアッソ熊本ユース戦で、1トップ気味のポジションで先発。自らが獲得したPKを見事に沈め、「チームを勝たせることができて良かった」と笑顔を見せた。

 序盤の圧倒的優勢は背番号27のハードワークが支えていた。本来の熊本ユースは自陣深くからショートパスをつないで組み立てる狙いを持つが、勢いのあるプレッシングで制圧。味方がボールを持った際には積極的に裏に抜け出て、相手の最終ラインをズルズルと下げていた。

 そして前半28分、相手のバックパスが乱れたところに詰め寄ると、先にボールをカット。相手DFが寄せてきたところに身体を入れ、足同士が接触してPKを奪った。「クロスを上げようとしたらPKになったので、絶対に蹴ろうと思った」。中学時代から得意とする左足キックをしっかり決めた。

 上背は171cmと小柄なため、一般的な1トップ像とは少々異なり、「高さじゃなくて足元で勝負したい」というタイプ。だが、テクニシャンにありがちな下がってボールを受けるだけのプレーヤーではない。「去年から練習していたけど、裏を狙って走るのも自分の仕事」と相手が嫌がるプレーを意識しているようだ。

 三重県伊賀市のFCアヴェニーダソル出身で、高校から“左利きのメッカ”である磐田の地を選んだ。すでにトップチームの練習にも参加しているが、同じくレフティの名波浩監督からは「FWは左足が蹴れるだけではダメ。右足でも頭でもどれでも決められるようにならないと」と言われ、チームの居残りシュート練習にも加わっているという。

 U-18の世登泰二監督は「身体を預けたり、高い位置で起点をつくれて、中盤でのコンビネーションも悪くない」と一定の評価。その一方で「決定機を決めてほしい。ストライカーなのでね」と期待を寄せる。「最近ゴールから離れていたので、この1点をきっかけにもっと自分のゴールを増やしたい」(三木)。この夏の大会を飛躍の舞台にしようとしている。

(取材・文 竹内達也)●第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会特集ページ

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