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“平成最後のインハイ”、女子は常盤木学園が制す!

ゲキサカ / 2018年8月5日 13時48分

常盤木学園が初優勝を飾った。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.5 総体女子決勝 日ノ本学園高 0-3 常盤木学園高 藤枝総合]

 名門、悲願の初V! 平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)女子サッカー競技決勝が5日午前に静岡県藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場で行われ、2連覇を目指す日ノ本学園高(近畿1、兵庫)と初優勝を狙う常盤木学園高(東北1、宮城)が対戦。常盤木学園がFW中村恵実(3年)の2得点と交代出場FW北川愛莉(3年)のゴールによって3-0で勝ち、初優勝を飾った。

 12年に始まったインターハイの過去6大会中5回で優勝している“女王”日ノ本学園はMF久永望生(3年)が今大会3試合で5得点3アシストと大活躍。決勝は、昨年も先発として日本一を経験しているDF渡邊那奈(2年)や、U-16日本代表のMF徳永雅ら4人の1年生も先発した。4-1-4-1システムのGKは小笠原梨紗(2年)で4バックは右SB渡邊、CB古賀花野(2年)、CB川本和(3年)、左SB川名みのり主将(3年)。中盤はMF嶋田華(1年)が1ボランチに入り、トップ下が山田瑞穂(1年)と上田佳奈(2年)。そして右SH徳永、左SH久永、1トップは山下寧(1年)が入った。

 一方、全国高校女子選手権で最多5回の優勝を誇る“名門”常盤木学園は、十文字高(関東3、東京)との初戦を後半アディショナルタイムの2得点によって逆転勝利。準決勝も後半アディショナルタイムにMF津田真凜(3年)が決めた決勝点によって地元・藤枝順心高(東海1、静岡)に勝利してきた。3-6-1システムのGKは伊藤春紀(2年)で3バックは右から軍司美玖(3年)、大河内友貴(3年)、ゲーム主将の柴山史菜(3年)の3人。中盤は高橋佳里(3年)と西野朱音(2年)のダブルボランチでトップ下が津田と沖野るせり(2年)。右SH加藤栞(3年)、左SH安澤莉子(3年)、そして1トップは中村が務めた。

 試合は立ち上がり、日ノ本学園がプッシュする。開始直後に俊足SH久永がカットインから右足シュート。判断の良さ光る山田や山下の1タッチパスが攻撃のリズムを生み、上田が2人抜きのドリブルシュートやDFの頭上を通すボールコントロールで会場を沸かせた。加えて日ノ本学園はミドレンジからの積極シュートや右の俊足SB渡邊のオーバーラップなどから常盤木学園ゴールをこじ開けようとする。

 一方、常盤木学園は軍司や柴山が球際で強さを発揮。ボールを奪うと、最終ラインから丁寧にビルドアップし、加藤や中村がドリブルでの仕掛けに持ち込もうとする。9分には右サイドで1人かわした加藤のアーリークロスがゴール前に入ったほか、セットプレーなどからゴールを目指した。

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