1回戦注目カードは東福岡に軍配!プリンス関東無敗の矢板中央を2-1撃破!

ゲキサカ / 2018年8月8日 15時22分

前半6分、東福岡高MF中村拓也が右足で先制ゴール。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.7 総体1回戦 東福岡高 2-1 矢板中央高 鈴鹿]

 夏の高校サッカー日本一を争う平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技が7日に三重県内で開幕。1回戦が行われ、三重交通G スポーツの杜 鈴鹿(メイン)の第1試合では東福岡高(福岡)と矢板中央高(栃木)が対戦した。前半13分にMF中村拓也(3年)のゴールで先制した東福岡が後半にも交代出場MF井本寛次(3年)のゴールで加点し、2-1で競り勝った。

 高校年代最高峰のリーグ戦、プレミアリーグWESTに所属する”赤い彗星”東福岡と、今年のプリンスリーグ関東で無敗首位を走る矢板中央との1回戦屈指の好カードは東福岡が制した。

 立ち上がりは東福岡の強さが際立った。攻守の切り替え、パスのテンポも非常に速く、精度もある東福岡は矢板中央を寄せ付けずにサイドまでボールを運び、クロスを入れてしまう。

 6分にはU-18日本代表の右SB中村拓海(3年)が右足アウトサイドでの技ありクロス。これに反応したFW大森真吾(3年)がPAでの胸トラップで前に出て右足を振り抜く。ボールはゴールを捉えたが、矢板中央の右SB後藤裕二(3年)がスーパークリアを見せて得点を許さない。

 矢板中央はGK安西駿(3年) やCB白井陽貴(3年)がクロスへの安定した対応を見せるが、東福岡の勢いは止まらない。9分にも中村拓也の右クロスからMF篠田憲政(3年)の放ったヘディングシュートがクロスバー直撃。そして13分、東福岡は左クロスをファーサイドのMF野寄和哉(3年)がダイレクトで折り返す。これに走り込んだ中村拓也が右足で先制点を流し込んだ。

 矢板中央は190cmFW望月謙(3年) にボールを集めるが、東福岡はCB岩城雄大(3年) や篠田が高さを発揮。時に雄叫びを上げながら空中戦を制していく。矢板中央は15分に10番MF飯島翼(3年)、30分には望月に代えてFW大塚尋斗(3年)を投入して流れを変えようとする。

 互いに球際の攻防が激しい中、FKの数を増やした矢板中央はシンプルにロングボールを入れ、ゴール前での混戦を生み出す。大塚や飯島がボールを収めていたこともあって、前半の終盤にかけてゴール前のシーンも増加。36分にはMF土谷大晟(3年)の左FKからMF池田隼人(3年)が決定的なヘディングシュートを放った。

 だが、これは東福岡GK松田亮(3年)の正面。矢板中央は後半11分にも右中間を抜け出したMF伊藤恵亮(3年)が右足を振り抜いたが、GK松田にワンハンドで阻止されて追いつくことができない。

 セカンドボールで健闘する矢板中央は後半に押し返していた。だが、東福岡は篠田をバックラインに下げて3バックで対応。ヘディングで強さを見せる岩城やポジショニング良く守るU-17日本代表CB丸山海大(2年)がボールを跳ね返すと、逆にカウンターから相手ゴールを脅かした。そして26分、東福岡は中村拓也が右サイドへ展開。中村拓海のクロスをニアのFW中村駿介(3年)が粘り、最後は交代出場の井本が右足でゴール右隅を破った。

 だが、クロスボールから逆サイドの選手が抜け出す形が利いていた矢板中央も粘る。31分、右サイドのスペースを突いた後藤が右足シュート。左ポストを叩いた跳ね返りを飯島が押し込んで1点差とする。だが、これ以上の追撃はならず。東福岡が2回戦進出を決めた。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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