怒涛の前半からPK戦に突入…守護神活躍の山梨学院が粘る高川学園を退けて8強入り
ゲキサカ / 2018年8月9日 15時17分
[8.9 総体3回戦 山梨学院高2-2(PK3-0)高川学園高 伊賀]
9日、平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技3回戦が行われた。上野運動公園競技場では、山梨学院高(山梨)と高川学園高(山口)が激突。2-2で突入したPK戦の末、山梨学院がPK3-0で勝利し、8強入りを果たした。
試合はキックオフ直後に動いた。山梨学院は前半1分、FW宮崎純真(3年)のパスを受けたMF平松柚佑(2年)が右足で決め、先制点。2回戦で千葉の強豪・市立船橋を破った勢いそのままに先手を取った。さらに攻め続けた山梨学院は18分、FW安田正太郎(3年)のヘディングパスを受けた宮崎が右足シュートを突き刺し、2-0とリードを広げた。
押し込まれる時間が続いた高川学園。それでも、1回戦で草津東(2-1)、2回戦で北海(3-2)と僅差で勝ち上がってきた粘りをみせる。前半27分、PA内でこぼれたボールにMF内田裕也(2年)が反応。振り向きざまに左足シュートを決めて1点を返すと、アディショナルタイム3分には、PKをMF品部真完(3年)がゴール右下に沈め、2-2。直後に前半終了を告げるホイッスルが鳴り響いた。
後半に入ると、高川学園が押し込む時間帯もあったが、互いに決定打を欠いて2-2のまま推移。結局、70分間で決着がつかず、試合はPK戦に突入した。そのPK戦では、先攻の山梨学院が1本止められたものの、GK市川隼(3年)の2度止める活躍によりPK3-0で勝利。11日の準々決勝では、日章学園高(宮崎)と戦う。
●【特設】高校総体2018
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