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奥埜先制ヘッドの仙台、好調・西村がダメ押し弾で柏に快勝

ゲキサカ / 2018年8月11日 20時58分

MF奥埜博亮の今季2点目が決勝点に

[8.11 J1第21節 柏0-2仙台 三協F柏]

 J1第21節では、暫定13位柏レイソルと同12位ベガルタ仙台が対戦し、2-0で仙台が快勝。4試合ぶりの勝ち点3を獲得した。

 DF鎌田次郎が出場停止の最終ラインに今夏加入のDFナタン・ヒベイロを初先発させた柏。連敗を「4」で止めた前節・札幌戦(○2-1)で移籍後初得点を決めたMF瀬川祐輔をトップに、ここまで8得点のFW江坂任をトップ下に置いた。

 磐田との前節に敗れ(●2-3)、2連敗となった仙台は、その磐田戦から先発2選手を入れ替え。途中出場で磐田戦で得点したFW阿部拓馬を4試合ぶりに、MF関口訓充を6試合ぶりにスタメンで起用。チーム得点王のFW西村拓真(8得点)と今夏加入のFWハーフナー・マイクはベンチスタートとなった。
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 開始4分にチャンスをつくった仙台。阿部がペナルティエリアのFW石原直樹にラストパス送るも、石原のコントロールが流れてしまい、ゴールライン際から放ったシュートはGK桐畑和繁にキャッチされてしまう。

 事なきを得た柏は、その後チャンスを次々と築いていく。9分にはFW伊東純也が瀬川とのワンツーからミドルシュートを狙うも、ボールは枠を外れてしまう。その1分後には、伊東のアーリークロスを江坂が頭で捉える。しかし、シュートはGKシュミット・ダニエルのセーブに阻まれてしまう。さらに11分、FWクリスティアーノのシュートがゴールマウスに向かったが、再びGKシュミットが防ぎ、得点を動かすことができない。

 仙台の前線で貪欲に得点を狙う阿部は、13分には単身ドリブルからDFをかわしてペナルティエリア内でシュートまで持ち込むと、前半終盤にはMF蜂須賀孝治のクロスを処理して素早くシュートを放ったが、いずれもゴールに結びつけることはできない。

 前半最大の決定機は33分、MF小泉慶の縦パスを受けた伊東がDF板倉滉を背負いながらも反転して前を向いてペナルティエリアに入ると、GKとの1対1を迎えたが、追いついたDF平岡康裕がカバーに入ってピンチを防いだ。

 後半頭から瀬川を下げてFW中川寛斗を入れた柏。開始3分にはMF手塚康平のスルーパスに抜け出した伊東がシュートを狙ったが、間合いをつめたGKシュミットが身体に当ててチャンスを潰す。

 試合が動いたのは14分。自陣から大きな展開でボールをつないだ仙台が、左サイドに。ショートパスで逆サイドまで持っていくと、最後は阿部のクロスをMF奥埜博亮が頭でそらす。これが柏ゴールに吸い込まれ、仙台が1点を先行する。

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