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今回“リトルホンダ”は…?本田圭佑「被るときはメルボルンを優先」4か月前カンボジアに監督志願

ゲキサカ / 2018年8月15日 17時10分

メルボルン・ビクトリーに加入したMF本田圭佑

 オーストラリアのメルボルン・ビクトリーに加入したMF本田圭佑が15日に現地で入団会見を行い、「何の大会でもいいので、トロフィーを獲ることを楽しみにきています」と意気込みを語った。

 背番号やポジションは調整中。2014年1月のミラン入団会見では「心の中のリトルホンダに聞いた」という独自の表現が話題となったが、「今回は“リトルホンダ”の声はあったか」という質問に次のように答えた。

「決断するにあたってはミランのときにあのようなことを言いましたけど、あの答えは大げさではなくて、どんな決断をするときも自分に問う、そして答えを出すということは誰でもされていること。面白おかしくは今回は言えないですけど、自分の中でしっかり自問自答して出した答えだったと思います」

 2日、オーバーエイジで2020年の東京五輪を目指す考えを示した本田。12日にはカンボジア代表の実質的な監督に就任することが発表されたが、「4か月前にカンボジアのサッカー協会に『選手をしながら代表チームの監督になれるか?』と打診したら答えは『イエス』だった。変な質問だと思うが、僕はやりたいことは全部やりたい。幸運なことにクラブは僕の考えを尊重してくれた」と、英語で経緯を明かした。

 二足のわらじで活動することになるが、プライオリティーについては「カンボジアとこっちは基本的には試合は被りません。被るときにはメルボルンを優先します」と説明している。

「こちらにいるということはそれを象徴していると思う。メルボルンは毎週試合がありますけど、代表の試合は毎週あるわけではなく、2か月に1回というペース。且つ、カンボジア協会との連携をとりながら、向こうは僕の考えていることを遂行してくれているという考え方です」

「五輪に関しては、自分が伸びることを楽しみにここにきている。想像を超えるような成長をみんなに見せられたらなと思っています。五輪でプレーするうえで、このクラブは一番成功できるクラブだと確信しています」
●海外組ガイド

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