「自分がもっと成長するためには…」 FC東京17歳久保建英が横浜FMに期限付き移籍!!

横浜F・マリノスへの期限付き移籍が決まったFC東京のFW久保建英

　横浜F・マリノスは16日、FC東京FW久保建英(17)を期限付き移籍で獲得したと発表した。昨季途中に16歳の若さでプロ契約を結んだ逸材が、同じJ1のカテゴリに活躍の場を移す。

　2001年に神奈川県で生まれ、川崎Fアカデミーで育った久保は小学生時代にバルセロナの育成組織に加入。2015年5月、同クラブの移籍制限で帰国を余儀なくされ、FC東京U-15むさしに加入した。

　その後、16年4月に中学3年生ながらFC東京U-18に昇格し、高校1年時の翌17年11月にプロ契約。世代別代表ではU-20、U-17という2つのW杯に日本代表として出場している。

　FC東京ではこれまでJ1リーグ戦通算6試合に出場し、ルヴァン杯ではゴールも記録している。期限付き移籍の期間は18年12月31日まで。FC東京との公式戦には出場できない契約となっている。

　久保は横浜FMの公式サイトを通じて、「今回、横浜・Fマリノスでプレーできるチャンスを頂き感謝しています。間で受けてからのドリブルやシュート、状況判断が自分の得意なプレーだと思っています。チームの目標達成の為、全力で頑張りたいと思いますので、ご声援をお願いします」と決意を表明した。

　またFC東京の公式サイトを通じては「優勝争いをするチームに少しでも貢献するため、日々の練習に取り組んで来ました。ただ、自分がもっと成長するためには、新たなチャレンジが必要だと考え、今回の決断をしました。

　このような機会を与えていただいたクラブには感謝しています。しっかりと成長できるように、これからも頑張っていきたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いします」と意気込みを述べている。
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