強豪校の練習施設に潜入取材。寮はなく、地元選手で構成された私立の強豪・西武台の練習施設は…
ゲキサカ / 2018年8月31日 22時34分
高校サッカーの強豪校はどのような環境でトレーニングしているのか。グラウンド、部室、サッカー部寮……。各校の協力によって、高校進学を控えた中学生たちにとっても貴重な情報を教えてもらってきたぞ。第5回は全国高校選手権出場3回、インターハイ出場10回、全国準優勝の歴史も持つ西武台高(埼玉)だ。
■人工芝グラウンド
2007年08月に完工した西武台高第2グラウンドが、彼らの練習場だ。西武台高校と同じ、埼玉県新座市にあり、学校から1kmほどの距離。敷地面積が広く、埼玉県内の高校公式戦では良く活用されている。フルピッチの脇にミニゲームやシュート練習のできるスペースも。公式戦が行われている隣で次の試合を行うチームがウォーミングアップを行うシーンが見受けられる。
■寮はなく、地元の選手たちのみで戦う私立校
西武台は埼玉県を代表する強豪校でDF河合竜二(現札幌)やFW清水慎太郎(現大宮)ら多数のJリーガーを輩出しているが、サッカー部寮はなく、全て通学圏内の高校生たちだ。取材日も選手たちは自転車で移動。地元の選手たちで構成されるチームが、埼玉県の荒川以西の高校では初の選手権出場など歴史を塗り替えてきた。
■柳瀬川沿いがランニングコース
グラウンドのすぐ横を流れている柳瀬川沿いがランニングコースだ。1周3kmで通常トレーニングの直後に足腰、体力を強化することも。練習場の真横にランニングコースがあり、外側からピッチを眺めることもできる。
■クラブハウスには賞状や本田圭佑のサイン入りユニフォームも
グラウンド脇のクラブハウス。公式戦の際にはミーティングも行われる。
クラブハウス内には過去の大会の表彰状やトロフィーが飾られていた。譲り受けたという本田圭佑のサイン入りユニフォームも選手たちのモチベーションを上げている。
■今年は選手権で全国へ
今年は新人戦で準優勝。埼玉県1部リーグでは首位を走っているが、関東大会予選、インターハイ予選では不覚をとっている。FW関口崇太やMF大塚悠平、MF若谷拓海ら攻撃陣中心に力があるだけに、選手権予選では頂点を狙う。
(取材・文、写真 吉田太郎)
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