森保Jが19選手で始動、新生日本代表へ“2つの訓示”
ゲキサカ / 2018年9月3日 19時42分
森保ジャパンが始動した。森保一監督が就任した日本代表が3日、札幌市内に集合し、森保ジャパンとしての初練習を行った。2大会ぶりの16強入りを果たしたロシアW杯以来、約2か月ぶりの代表活動。西野朗前監督の後を継ぎ、東京五輪代表との兼任で新監督に就任した森保監督の下、前日2日に試合があったMF堂安律(フローニンゲン)、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)の海外組4選手を除く19選手で約45分間、汗を流した。
「週末にJリーグの試合があった選手、長旅で日本に戻ってきた選手がいるので、まずはコンディション調整のために軽めの練習にした」と森保監督が話すとおり、合宿初日はランニング中心の軽めのメニュー。選手たちは軽くボールを蹴ったが、スパイクも履くことはなかった。
MF山口蛍(C大阪)、MF大島僚太(川崎F)が負傷で不参加となったこともあり、ロシアW杯メンバーはGK東口順昭(G大阪)、DF槙野智章(浦和)、DF遠藤航(シントトロイデン)、植田の4人のみ。GKシュミット・ダニエル(仙台)、DF佐々木翔(広島)、DF冨安健洋(シントトロイデン)、MF伊藤達哉(ハンブルガーSV)、堂安に、追加招集のMF天野純(横浜FM)、MF守田英正(川崎F)を含めた7人がA代表初招集というフレッシュな顔触れになった。
練習後、報道陣の取材に応じた森保監督は「練習前に選手に話したことは2つ」と説明。「今回集まってくる選手はみんなチームのために、そして仲間のために走って戦ってくれる選手たちだと思う。チームのために仲間のために走って戦ってほしい」というフォアザチームの精神を求めるとともに、「組織的に日本人の良さを出して戦いつつも、それぞれの個々の特徴、スペシャルな部分も存分に発揮してほしい。思い切ってプレーしてほしい」と、チームの中で個を生かすプレーも要求した。
その真意を聞かれた指揮官は「私自身、選手としても指導者になってからも、考え方のベースは変わっていない。もちろん自分のことは最大限に発揮していかなければならないが、サッカーは個人スポーツではなく、チームスポーツ。仲間がいるからこそ自分も生かされるし、自分も仲間を生かすことでチームとして戦っていかないといけない」と力説した。
チームは明日4日の練習から全23選手がそろう予定で、森保ジャパン初陣となる7日のキリンチャレンジカップ・チリ戦(札幌ド)に向けて調整していく。
(取材・文 西山紘平)
●アジアカップ2019特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
U-23日本代表のパリ五輪最終予選に「3つの不安材料」…六川亨氏がシビアに検証
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月15日 9時26分
-
遠藤航がリヴァプールで不可欠な存在になるまで。恩師が導いた2つのターニングポイントと原点
REAL SPORTS / 2024年4月11日 2時33分
-
U-23日本代表メンバー発表! 荒木、関根、小見ら選出…パリ五輪アジア最終予選前ラストの国内活動へ
ゲキサカ / 2024年4月1日 7時12分
-
“パリ世代”U-23日本代表の五輪最終予選前ラスト合宿が始動! 荒木ら復帰組にも注目…大岩監督「思い切ってやってほしい」
ゲキサカ / 2024年4月1日 7時8分
-
好調ゆえに招集難航“パリ五輪世代”海外組の実情…初ゴール決めたデュッセルドルフ内野貴史「どうなるかまだわからない」
ゲキサカ / 2024年4月1日 7時8分
ランキング
-
1横浜FM、クラブ史上初のACL決勝進出が決定 数的不利も蔚山とのPK戦“死闘”制す
FOOTBALL ZONE / 2024年4月24日 21時53分
-
2大敗の吉井監督「交代のタイミング間違えた」 8失点炎上の二保に謝罪「恥かかせた」
Full-Count / 2024年4月24日 21時36分
-
3大谷翔平が「人生の中でトップクラス」と自画自賛 前夜の191キロ衝撃弾を自ら解説
スポーツ報知 / 2024年4月25日 8時32分
-
4大谷、たった26試合でド軍歴代トップ3を独占 止まらない弾丸ライナー、1位&3位記録を2日で樹立
THE ANSWER / 2024年4月25日 11時12分
-
5一度は中止の女子版ACLプレ大会決勝、やっぱり実施へ…三菱重工浦和が出場、5月10~12日頃に駒場開催検討
スポーツ報知 / 2024年4月24日 18時37分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください