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横浜FMが圧巻4ゴールで先勝! U-21計9人メンバー入りのG大阪は宮本監督“デビュー戦”飾れず

ゲキサカ / 2018年9月5日 21時41分

横浜FMのFW伊藤翔が2ゴールの活躍

[9.5 ルヴァン杯準々決勝第1戦 G大阪0-4横浜FM 吹田S]

 ルヴァン杯準々決勝第1戦が5日に開催され、横浜F・マリノスはパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪に4-0で勝利した。前半2分と同40分にFW伊藤翔が連続ゴールを奪い、今大会6得点目を記録。さらに後半29分にMF大津祐樹、同30分にはFW仲川輝人も加点し、敵地で大勝を飾った。第2戦は9日に日産スタジアムで行われる。

 ホームのG大阪はプレーオフステージまでレヴィー・クルピ前監督が指揮を執っていたため、7月23日に就任した宮本恒靖監督にとってはルヴァン杯初采配。アジア大会帰りのDF初瀬亮など21歳以下の選手5人をスタメン起用し、ベンチにもFW中村敬斗ら21歳以下の選手4人が並んだ。対する横浜FMは先発11人全員が21歳以上。U-21枠としてMF吉尾海夏、初瀬とともにアジア大会を戦ったFW遠藤渓太がベンチ入りした。

 開始から主導権を握る横浜FMは前半2分に先制する。右サイドの大津が前方のスペースに流れた仲川につなぎ、仲川はPA右脇から右足でグラウンダーのクロス。ニアに滑り込んだ伊藤がDF野田裕喜にマークされながらも右足でゴール右に押し込み、今大会5得点目を挙げた。

 序盤のG大阪は横浜FMのハイプレスをかい潜れず、チャンスを作るまでには至らない。それでも徐々に裏を突く攻撃でリズムをつかむと、前半19分にDF菅沼駿哉のロングフィードからFW一美和成がPA内へ抜け出す。しかし、飛び出したGK飯倉大樹が阻止。同24分には右サイドに流れたFWアデミウソンが右足で速いボールを折り返し、ニアのMF井出遥也が右足で合わせるが、DFドゥシャンに当たったシュートはゴール右に外れた。

 さらに前半30分、右サイドのFKからキッカーのMF藤本淳吾が左足でクロスを入れると、セカンドボールに反応したアデミウソンがPA内右から右足のダイレクトボレー。だが、惜しくもクロスバーを叩く。二次攻撃からこぼれ球を拾った一美が右足で狙うも、シュートはGK飯倉に止められた。

 ピンチをしのいだ横浜FMは前半40分に追加点を奪取。バイタルエリアで前を向いた大津がスルーパスを送り、絶妙なタイミングでPA内左に抜け出した伊藤が右足のアウトでループシュートを放つと、GK林瑞輝を越えたボールがネットを揺らす。伊藤は同32分にGK林との1対1のチャンスを逃していたが、名誉挽回の得点で今大会6ゴール目。一方、G大阪はDF米倉恒貴が同36分の接触プレーによる治療でピッチの外に出ており、気をつけなければならない10人の時間帯での失点となった。

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