「チームを冷静にさせられた」青森山田の強みになっていたGK飯田、流経大柏を完封

ゲキサカ / 2018年9月12日 14時17分

青森山田高の185cmGK飯田雅浩は無失点勝利に大きく貢献

[9.9 高円宮杯プレミアリーグEAST第12節 流通経済大柏高 0-4 青森山田高 流通経済大柏高G]

 2冠世代のGK廣末陸(現FC東京)、昨年のGK坪歩夢(現常葉大浜松キャンパス)、そして今年の185cmGK飯田雅浩(3年)と立て続けに好守護神を育てている青森山田高の大久保隆一郎GKコーチはこの日、流通経済大柏高を無得点に封じた飯田のプレーについて「安定していた。良かったですよ」と評価していた。

 チームは4-0で快勝したが、この勝利は守護神の存在が大きかった。前半27分、スルーパスでDFラインの背後を突かれたが飯田が飛び出してキャッチ。後半9分にもMF岡本竜(3年)に至近距離から放たれたシュートに反応してピンチを免れた。

 安定したキャッチング、飛び出しの判断含めて注目GKはチームの強みに。押し込まれた序盤からチームに安心感を与え、無失点のまま試合を進めて連続ゴールに繋げた。4-0での勝利に飯田も充実の表情。「今日はアップの時から緊張していたんですけれども、試合に入ってからは緊張がもうなかったので、気持ち入って、自分としては冷静にということは意識してやれました。チームを冷静にさせられたかなと思っています」と胸を張った。

 昨年は実力派GK坪と競争。トーナメント戦は坪がゴールを守っていたが、坪が負傷していたこともあってプレミアリーグでは飯田も9試合でゴールを守っている。今年はその経験をチームに伝えること、リーダーシップを取ることを意識してきた。

「去年は(小山内)慎一郎さん(現慶應義塾大)や(蓑田)広大さん(現法政大)中心に自分のことを慰めてくれたり、鼓舞してくれたりしていた。今年に入って4バック全員入れ替わったということで、自分がリーダーシップを取ってやっていかないといけないと思っていた」

 後方からの声でチームを引き締め、そのプレーでプラスアルファをもたらしている。「自分の代は凄い良いGKが多くて、ライバル意識を持っているんですけれども、プレミアで結果を出していくしか無い。ゼロに抑えること、失点数を減らすことを目標にやっています」。インターハイ2回戦では昌平高に4点を献上して敗退。「本当に悔しい思いをしたので練習から全力でやっています」という守護神が、今後もこの日のようにゴールを守り、チームを勝たせる。
 
(取材・文 吉田太郎)●2018高円宮杯プレミアリーグEAST特集
●【特設】高校選手権2018

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