数年後の海外進出見据える青森山田MFバスケス・バイロン

ゲキサカ / 2018年9月17日 13時48分

青森山田高の注目MFバスケス・バイロン

[9.9 高円宮杯プレミアリーグEAST第12節 流通経済大柏高 0-4 青森山田高 流通経済大柏高G]

 青森山田高の注目MFバスケス・バイロン(3年)は、数年後の海外進出のために力を磨いていく考えだ。

 この日、青森山田の右MFとして先発したバスケスは巧みなファーストタッチ、局面での強さとテクニックを披露。後半5分には右中間でのヒールパスで2点目の起点となり、その後もカウンターからの力強いドリブルやアイディアあるパスで決定機を演出していた。

「今週は個人的にも悩んで、サッカーノートにも色々書き込んで、色々なことを考えて、本当にきょうは特別な試合だったし、全員で考えて、監督のためにも、親のためにもピッチで恩返ししようと思いました」。先週、不甲斐ない練習で黒田剛監督から厳しく指摘され、この試合に指揮官は帯同せず。その中でコーチ陣や家族への感謝を込めてプレーし、白星を掴んだことを喜んでいた。

 チリ国籍のバスケスは注目の進路も絞られてきているようだ。日本で育ったが、現状、Jリーグでは外国人選手扱いとなるため、「全てがずば抜けている」外国人選手と出場枠を懸けて争わなければならなくなる。

 その点や自身の成長、将来を考慮した上で、高校卒業後は大学ではなく、徹底して肉体強化、技術レベルを向上できる進路に進む考えだ。「(将来) 海外に行けるようにしたい。自分の中では努力したら行けると思っている」。青森山田での3年間で群を抜くボールコントロールや、課題の運動量などを向上させてきた。すでにスペイン語が話せるというだけに、個をレベルアップさせて、将来、チャンスを掴み取るつもりだ。

 インターハイの2回戦敗退から「シーズン入ってからの努力が、努力不足だったかなと受け止めて」トレーニング後の自主練なども精力的に行ってきたという。まずは青森山田で2冠を成し遂げて、次のステップへと進む。
 
(取材・文 吉田太郎)●2018高円宮杯プレミアリーグEAST特集
●【特設】高校選手権2018

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