国体8強経験の鹿島学園CB佐藤、茨城一のCB争うライバルに「負けたくない」
ゲキサカ / 2018年9月13日 11時40分
第97回全国高校サッカー選手権茨城県予選は10月18日から決勝トーナメントに突入する。今年県内無冠の名門・鹿島学園高は、先輩のU-21日本代表FW上田綺世(法政大)の活躍も刺激に2年ぶり9回目の選手権出場を狙う。
今月10日に母校を訪れた上田は、選手権予選を控えた後輩たちへ向けて「気持ちが大事」「一戦必勝」とアドバイス。これに対して守備の柱を担うCB佐藤悠(3年)は「(上田)綺世くんも言っていたように、1回戦から厳しい試合になると思うので一戦必勝で試合に勝てるように、みんなで一つになって一戦一戦戦っていけるように、そして目標の全国大会に出て活躍するということを目指して頑張りたい」と意気込みを語った。
佐藤は昨年、茨城県選抜として国体8強を経験。国体でも見せた守備能力の高さ、ヘディングの強さに注目のCBだ。ただし、2年前に上田を擁して選手権全国出場を決めた際はスタンドで応援。昨年度の選手権予選も、ベンチで準決勝敗退の瞬間を迎えている。
だからこそ、「(予選の)決勝で勝ったピッチに自分はいたことがないので、今年こそしっかり決勝のピッチに立って、自分が中心で茨城県優勝できたら良い」という思いを持っている。
茨城制覇、選手権出場を目指す佐藤の最大のライバルとなるのが、昨年度全国8強の明秀日立高CB高嶋修也主将(3年)だ。関東屈指のCBという評価を得ている高嶋擁する明秀日立には今年、県新人戦準決勝、県1部リーグ戦、そしてインターハイ県予選決勝と三度敗れている。
「茨城だったら高嶋修也が一番有名だと思うんですけれども、自分も同じポジションで負けたくないと思っているので、しっかり今回の大会で結果を残していければいい」と佐藤。上田から「自分は何が必要とされているのか考えてプレーすることが大事」という言葉を受けたCBは、得意のヘッドとゴールを守り抜くという気迫を持って戦い、高嶋らライバルを乗り越えて今年こそ、全国のピッチに立つ。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018
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