好感触の練習試合。U-16代表が「油断・慢心したら、すぐに墜落する」“本番”アジア予選へ
ゲキサカ / 2018年9月13日 23時32分
キッカーの位置に立ったのは左の西川と右の荒木だったが、蹴ったのは荒木。「濡れていたのでワンバウンドさせようと狙った」というシュートは狙いどおりの軌道を描き、先制ゴールとなった。これで完全に勢いを得た日本は、その4分後に右サイドを破った角のクロスからファーサイドで西川が頭で合わせて追加点を奪うと、その直後に山内とのパス交換で右から崩した荒木のクロスを近藤がヘッドで突き刺し、3-0。怒濤の攻撃で大量リードを奪い取った。
後半に入っても試合の流れは完全に日本。7分に西川のCKから横川が決めて4-0と点差を広げると、荒木のスルーパスから西川が決めて、5-0。最後は山内のシュートを相手GKが防いだリバウンドボールに近藤が詰めて、6-0。後半途中からは3バックの新システムもテストするなど大会に向けた予行演習もこなしつつ、完勝を飾った。
森山監督は「これまでなかなかベストメンバーを集められていなかったし、初めての組み合わせもある中で思った以上にやれた」と2試合目の内容を前向きに評価。テンポの良い崩しが観られた攻撃面については「選手たちの間でも『こいつなら、こう』という感覚的な部分が繋がってきたと思う」と言う。今年初めの就任当初は「止まって受ける選手が多すぎる」と嘆いていた指揮官だが、「出して動いてという部分が噛み合うようになってきた」と手ごたえを語った。
もっとも、百戦錬磨の指揮官は「油断・慢心したら、すぐに墜落する」と勝って兜の緒を締めることを忘れるつもりはない。選手たちも「(予選突破に向けた)プレッシャーは大きいけれど、そういう舞台で戦える楽しみもある」(半田)と気合いは十分。来年のU-17W杯出場権を懸けて行われるAFC U-16選手権は、20日のタイ戦から幕を開ける。
(取材・文 川端暁彦)●【特設】AFC U-16選手権マレーシア2018
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