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[MOM2610]東福岡MF上田瑞季(1年)_走って決める1年生チームの10番。ヒガシの「代えのきかない存在」へ

ゲキサカ / 2018年9月15日 19時36分

後半28分、東福岡高MF上田瑞季が右足でゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.15 NB CHAMPIONSHIP GL第2節 東海大相模高 0-4 東福岡高 時之栖うさぎ島G]

 東福岡高の平岡道浩コーチは、この日行われた2試合でいずれもフル出場し、2試合連続でゴールを決めたMF上田瑞季(1年)について「最後まで変えられない。チームの支柱です」とコメントした。

 巧みに相手の逆を取る身のこなしや多彩なパスなど高い攻撃センスの持ち主。それ以上に最後まで走りきろうとする姿勢がチームに好影響を与えている。東海大相模戦ではセットプレーなどでチャンスに絡むと、後半終了2分前には速攻から最前線まで飛び出す。苦しい時間帯でスプリントした上田の下へSB森川英智からのクロスが届き、足先がコントロールした背番号10は右足でゴールを決めた。

 上田は九州のU-16リーグ(球蹴U-16リーグ)を通して逞しく成長を遂げた選手だ。「プレーに対する自信がついてきたので伸び伸びとできる。自分が中心と思ってやらないと上手い選手ばかりなので。代えのきかない選手になりたいです」。部員300人にも及ぶ東福岡ではレギュラーを勝ち取り、中心選手になるためには、揺るぎない自信が必要。「new balance CHAMPIONSHIP U-16/2018」を通じて注目MFはさらに自信をつけるつもりだ。

 今大会、上田は10番を背負って戦う。「今までずっと8番つけてきて、今回から10番になって、自分が引っ張っていこうという気持ちで1試合目も2試合目も点が取れてよかったです」。特別、背番号への意識はなかったが、周囲からより期待を感じるようになったという。この日、結果でそれに応えたが、同じ1年生でもMF佐藤聡史やFW長野星輝がトップチームに絡んでいるだけに負けるわけにはいかない。

 同級生から大いに刺激を受けている10番は「この大会は優勝して、自分がこのチームに本当に欠かせないという感じで終わりたい」ときっぱり。そのために、走り、ゴールを決め続ける。

(取材・文 吉田太郎)

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