[関西]首位大体大、甲南大の堅守破れず後期ドロー発進…関学大は6発、びわこ大も5発で白星:後期第1節
ゲキサカ / 2018年9月19日 15時38分
第96回関西学生サッカーリーグ1部
第96回関西サッカーリーグ1部の後期が開幕。後期第1節が16、17日に行われた。前期首位、総理大臣杯準優勝の大阪体育大だが、甲南大の粘りの守備に遭い、後期初戦はドローとなった。前期2位の関西学院大、3位のびわこ成蹊スポーツ大は大量得点で後期初戦を白星で飾っている。
前期10勝1敗の首位・大体大と10敗1分の最下位・甲南大だが、後期初戦はその実力差を感じさせず、痛み分けに終わった。大体大は前半から攻撃を仕掛けるが、甲南大の堅い守りに苦戦。後半はともに決定機も少なく、そのまま0-0で終わった。
前期2位の関学大は11位の同志社大に大量6得点で快勝。前半7分、G大阪内定のDF高尾瑠(4年=名古屋U18)のアシストからFW藤原樹(4年=市立西宮高)が先制点を挙げると、その後はコンスタントに得点を重ねた。同志社大もDF敷田唯(1年=星稜高)、MF井村泰誓(4年=東山高)が得点を決めるが、関学大が6-2で勝利し、後期白星スタートとなった。
前期3位のびわこ大は10位の近畿大に5発完封勝利。FW青山景昌(3年=名古屋U18)が2ゴール1アシストの活躍をみせ、近大を圧倒した。前期4位の関西大は9位の立命館大に1-2で敗戦。前半終了間際に先制を許した関大だが、後半開始早々にFW加賀山泰毅(4年=JFAアカデミー福島)が同点弾を挙げる。しかし後半24分に立命館大FW延祐太(2年=JFAアカデミー福島)に勝ち越し弾を決められた。
前期4勝5敗2分で7位に終わっていた阪南大だが、後期は京都産業大に白星スタート。1-1で迎えた後半15分、得点ランクトップのFW草野侑己(4年=JFAアカデミー福島)が勝ち越し弾を決め、さらに同36分にも追加点を挙げた。草野の今季15点目により、阪南大は3-1で勝利している。
前期5位の桃山学院大と関西選手権優勝、総理大臣杯では4強入りした前期8位の大阪学院大の対戦は、スコアレスドローに終わっている。
大体大はドローとなったものの、上位陣は軒並み白星スタート。順位も首位大体大、2位関学大、3位びわこ大、4位関大、5位桃山大までは変わらず、阪南大が得失点差で京産大を上回り、6位に浮上している。
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