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「『この監督の下でやって成長したい』と思えた」青森山田10番MF檀崎が札幌入り!!

ゲキサカ / 2018年9月18日 14時34分

青森山田高MF檀崎竜孔主将は札幌へ

 18日、青森山田高のU-18日本代表MF檀崎竜孔主将(3年)の北海道コンサドーレ札幌への来季加入内定が発表された。

 檀崎は青森山田の10番かつキャプテンとして今季の高円宮杯プレミアリーグEASTでも得点を量産。12節を終えて14得点を記録し、得点ランキングの首位を独走している攻撃的MFだ。直近の第12節・浦和レッズユース戦でもクロスボールに頭で合わせて押し込む見事な一撃を沈めている。

 もっとも、本人が「正直、一安心というか、ホッとしました」と振り返ったように、その進路選択は順風満帆だったわけではない。興味を持つクラブはあったものの、なかなか正式オファーには至らず。就職活動の場としても重視される夏のインターハイで早期敗退となる中で、焦りがなかったと言えばウソになる。それだけに、直後に行われたSBSカップ国際ユース大会(静岡)でU-18代表へ招集を受けると、黒田剛監督からは「プロ入りに向けた最後のチャンスだと思ってやってこい」と背中を押された。

 青森山田という枠組みを離れた中で見せた代表でのプレーぶりがあらためて評価され、「札幌さんが『まだ決まってないならぜひウチに来てほしい』と言ってきてくれた」(黒田監督)。

 ほかにも幾つか興味を示すクラブはあったが、「申し分ない条件を提示してもらえたし、監督にも気に入ってもらえたみたいだった」(同監督)ことに加え、檀崎自身にも札幌について練習参加に際して得た好感触があった。

「ミシャさん(ペトロヴィッチ監督)のサッカーが本当に面白かった。タッチ制限のある練習は本当に難しくてうまくできなかったけれど、『この監督の下でやって成長したい』と思えた」(檀崎)

 力強く、スピーディーなドリブル、確かな決定力を併せ持ったアタッカーにとって、少ないタッチでボールを動かす札幌のスタイルは未知の領域。ただ、小学6年生で親元を離れて青森山田中を進路に選んだときもそうだったように、元より新しい挑戦を好むタイプである。

「(プロ入りが決まって)満足したらダメなのは分かっているし、残りの高校生活でここからさらに継続して成長し続けることを意識したい」(檀崎)

 まずは青森山田の主将として残る2冠を目指しつつ、その中でさらなる成長を遂げ、来季札幌での新たなチャレンジへの礎を築く。

(取材・文 川端暁彦)

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