熾烈を極める残留争い…柏vs鳥栖はドロー終幕、勝ち点30に“三つ巴”

ゲキサカ / 2018年9月22日 16時56分

FWフェルナンド・トーレスは多くのシュートを放つも不発

[9.22 J1第27節 柏1-1鳥栖 三協F柏]

 J1リーグは22日、第27節を各地で行い、ともにJ2降格の危険性に瀕する柏レイソルとサガン鳥栖が対戦した。三協フロンテア柏スタジアムには満員の観衆が詰めかけたが、互いに譲らず1-1の引き分け。ともに勝ち点を30とし、J1残留に向けて前進することはできなかった。

 ホームの柏は前節の清水戦(●2-3)から先発4人を変更。DF小池龍太とDFパク・ジョンスが2試合ぶり、MF大谷秀和が10試合ぶりの先発復帰を果たし、今夏から加入したFWオルンガが初スタメンを飾った。

 前節で首位の広島を1-0で下した鳥栖は1人を変更。MF原川力に代わってFW小野裕二を起用し、2トップにはFW金崎夢生、FWフェルナンド・トーレスのコンビが並んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 ボールを握って押し込む鳥栖に対し、効果的な攻撃を繰り出したのは柏。相手のスペースを的確に突くMF瀬川祐輔がボールを引き出し、果敢なドリブルで敵陣に何度も攻め入ると、前半20分には強烈なミドルシュートで見せ場をつくった。

 対する鳥栖は前半25分、DF三丸拡のクロスに頭で合わせたF・トーレスがファーストシュートを記録。同34分のF・トーレスのミドルシュートは大きく枠を外れると、同37分には金崎が力強いポストプレーから右サイドを切り裂いたが、DFパク・ジョンスが身体を投げ出して防いだ。

 すると前半40分、柏が先制点を奪った。小池の縦パスを受けたオルンガのポストプレーはDFジョアン・オマリがブロック。だが、こぼれ球を拾った大谷がダイレクトでスルーパスを入れ、抜け出した小池がPA内右から中央に折り返すと、ゴール前に走り込んだ瀬川がフリーで押し込んだ。

 柏は1点リードのハーフタイム明けに、日本代表MF伊東純也に代わってMF江坂任を送り出す。鳥栖は同3分、右サイドを突破したMF福田晃斗のクロスにF・トーレスが合わせたが、ボールはGK桐畑和繁の正面。同6分には福田が再び鋭いクロスでCKを獲得した。

 すると後半7分、鳥栖はこの右CKを三丸がファーに蹴り込むと、フリーで反応したのは金崎。低く入ってきたボールを力強いヘディングで叩き込み、試合を振り出しに戻した。同11分には左を切り裂いた三丸のクロスにF・トーレスが走り込んだが、DF鈴木大輔が何とかクリアした。

 鳥栖は後半15分、小野に代わってDF安在和樹を投入し、同17分には敵陣ゴール前で鈴木のハンドがあってFKを獲得。これを金崎が右足で狙ったが、惜しくも右ポスト脇をかすめた。さらに同23分、右サイドを攻め込んだ安在のクロスにF・トーレスが頭で合わせたが、これもサイドネットに当たった。

 劣勢が続いた柏だったが後半26分、右サイドのスペースに走り込んだ大谷のクロスに対し、高いジャンプで反応した江坂が決定的なヘディングシュートを放つ。だが、ここは日本代表GK権田修一が右手一本での奇跡的なセーブを披露。黄色一色で埋め尽くされたホームサポーターからはため息が漏れた。

 鳥栖は後半28分、F・トーレスに代わってFW豊田陽平を投入し、長年にわたってチームを牽引してきたストライカーがJ1通算250試合出場を達成。ここからは豊田にロングボールを蹴り込み、次々にチャンスをつくった。

 対する柏も勢いを強め、後半30分すぎからオルンガ、江坂が立て続けにシュートを狙って鳥栖守備陣を追い詰める。同39分には大谷に代わってFW山崎亮平を投入。同43分にはFWクリスティアーノ、山崎が立て続けに狙ったが、いずれも権田が決死のセーブで防ぎ切った。

 守護神のビッグプレーで難を逃れた鳥栖だったが、直前のプレーでMF高橋秀人が負傷し、DFキム・ミンヒョクが投入された。その後も柏の攻撃が続くも、試合は1-1のまま終幕。両者とも14位(試合前時点)のG大阪を得失点差で上回ったが、27試合を消化した3チームが勝ち点30で並んでおり、J1残留争いはさらに激しくなっている。

(取材・文 竹内達也)
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