[関東]法政大“仕上げの上田綺世”で後期初勝利!守備見直す原点回帰で新戦力台頭

ゲキサカ / 2018年10月13日 21時26分

後半45分、途中出場のFW上田綺世が得点して勝利を決定づけた

[10.13 関東大学L1部第16節 法政大3-1専修大 味スタ西]

 関東大学サッカー1部第16節で、法政大が専修大に3-1で勝利した。法政大は後期リーグ5試合目にして初勝利。5位のままだが、4位の明治大と同勝ち点の25となった。専修大は7位から8位に後退。

 発表されたスタメン表に、法政大の“飛車角”であるFW上田綺世(2年=鹿島学園高)とMF紺野和也(3年=武南高)の名前がなかった。「守備でリズムを作ってから、上田と紺野を入れて戦おうというプランだった」。試合は、長山一也監督の狙い通りの展開になる。

 法政大に先制点が決まったのは前半11分、右サイドでこの日が初先発となっていた“紺野の代役”MF橋本陸(3年=西武台高)がボレーで合わせたシュートがGKに弾かれる。しかし素早く詰めたMF大西遼太郎(3年=磐田U-18)が押し込み、主導権を握った。

 前半16分に警戒していたセットプレーの混戦をDF大西拓真(4年=FC東京U-18)に押し込まれて同点とされたが、同34分、今度は“上田の代役”、初先発のFW中井崇仁(1年=尚志高)からMF森俊貴(3年=栃木SCユース)に渡り、左サイドでチャンスが生まれる。この折り返しをMF北川公貴(3年=札幌一高)が落ち着いて沈め、再び勝ち越しに成功した。

 後半に入ると、10分に大西が右ひざを痛めて交代するアクシデントはあったが、同16分に中井に代えて上田、同23分に橋本に代えて紺野をピッチに送り込む。同24分に相手MF下田悠哉(4年=三菱養和SCユース)のシュートがクロスバーに救われる場面はあったが、そこからは法政大の一方的な展開となる。

 そして後半45分、相手のクリアボールを拾ったMF末木裕也(3年=甲府U-18)からのパスを受けた上田が、右足で冷静にゴール右隅を射貫き、勝利を決定づける。“仕上げの綺世”。上田は出場30分間だったが、シュート4本を放つプレーで圧倒した。

 後期に入って流れが作れない法政力の台頭。次戦以降の起用法については、苦笑いではぐらかした指揮官だが、「今日で運動大は原点回帰。「みんなで守備をする」ということを意識づけることで、復調を目指した。そのため、長山監督は前節より前線の守備で頑張ることが出来る北川をトップ下に抜擢。「守備をさぼる癖がある」という大エースの上田をベンチスタートさせる荒療治も決断した。

 “嬉しい誤算”ともいうべき、新戦量が増えないと勝てないということが分かったと思う」と指摘。そしてまだ1勝しただけと強調すると、「連勝しないといけない」と気を引き締めていた。

(取材・文 児玉幸洋)●第92回関東大学L特集

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