クロスは「長谷川健太のよう」の声も。四中工のU-17代表FW和田が2得点

ゲキサカ / 2018年10月21日 6時46分

四日市中央工高のU-17日本代表FW和田彩起は2得点を記録

[10.20 選手権三重県予選3回戦 四日市中央工高 11-0 松阪工高 四日市中央工高G]

 今年、U-16三重県選抜のキャプテンを務めて国体予選を戦った四日市中央工高FW和田彩起(2年)は、東海地区のトレセンコーチの間で話題になった選手の一人なのだという。

 和田の恩師・樋口士郎監督によると、「ベテランのナショトレコーチから『長谷川健太のようなクロスを上げる』と言われていました。(ボールがやや遠目の位置にあって)無理な体勢でも(腰をひねり切って)そこから上げてくる」。

 高校時代に清水東高(静岡)の選手権優勝に貢献し、Jリーグ、日本代表でも活躍した長谷川健太氏(現FC東京監督)のようだと評されるクロス、そして本人が自信を持っているスピードの持ち主。東海地区からの推薦もあったか、和田は今月開催された「JENESYS2018日メコン U-17サッカー交流大会」(福島)のU-17日本代表メンバーに選出され、2得点を記録して自信を深めている。

 この日は満足の行く内容ではなかったものの、随所で攻撃力を発揮。序盤からスピードを活かして右サイドを抜け出し、クロスにまで持ち込んでいた。前方にDFがいても、タイミングをずらして上げきってしまうところが印象的だったが、本人は前半について消極的なプレーになっていたことを反省。それでも「行くしか無い」と切り替えて臨んだ後半は右サイドから縦、中央へと仕掛け、ターンからの右足シュートと縦に切れ込んでから右足シュートをそれぞれ決めて2得点を記録した。

「自分のストロングポイントはスピードを活かしてクロス、シュート。右の斜め45度からのシュートは特に自信がある。課題はボールを失うことがあるので、もっと周りを見てやりたい」

 加えて、樋口監督は彼の良さについて「がむしゃらさ」を挙げる。守備もオフ・ザ・ボールでも一生懸命。代表入り後はやや考えすぎている部分があることを心配していたが、本人は一個一個のプレーをより大事にしながら、アグレッシブさは失わずに発揮していくつもりでいる。

 目標はプロ、そして日本代表入り。「全国に行けば道が拓けると思うので、全国へ行って活躍して勝ちたい」。3年生が支えるチームの中で、和田は他の2年生タレントたちとともにゴールを奪う部分で貢献すること。四中工にとって3年ぶりとなる全国切符を勝ち取り、自身の将来を切り拓く。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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