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「熱く、一生懸命な」戦い貫いた明桜、19年ぶりの秋田決勝進出!

ゲキサカ / 2018年10月26日 19時19分

PK戦勝利と決勝進出が決まり、歓喜の明桜高イレブン

[10.25 選手権秋田県予選準決勝 秋田工高 0-0(PK2-3)明桜高 八橋陸]

 明桜が19年ぶりの決勝進出! 25日、第97回全国高校サッカー選手権秋田県予選準決勝が行われ、秋田工高と明桜高との一戦は0-0で突入したPK戦の末、3-2で明桜が勝利。秋田経法大附高時代の99年度以来、現校名では初となる決勝進出を果たした明桜は、25年ぶり4回目の全国出場を懸けて決勝(27日)で秋田商高と戦う。

 迫力の全校応援の中、緊張もあって自分たちの思うような攻守ができた訳ではない。それでも、国見高や神戸U-18コーチ時代に選手権タイトル獲得などを経験している原美彦監督の下、「見ている人が熱く、一生懸命やっているな」と感じるような戦いを目指す明桜は声援も後押しに最後まで諦めずに走り抜き、決勝へのチケットを掴み取った。

 明桜は前半20分に10番MF佐々木大地(3年)が負傷交代するアクシデント。秋田工は球際の強度とパスで違いを生み出す10番MF石井俊輔主将(3年)を中心にオープン攻撃を狙い、キーマンを欠く明桜も正確に前線までボールを運んでFW籾山泰輝(3年)とFW武藤駿明(1年)がゴール方向へ切れ込んで見せる。

 互いに攻めきれずにボールを失うシーンが目立っていたが、後半半ば過ぎから明桜が押し込み、左SB鎌田太耀(1年)のクロスや右SB伊藤悠希(3年)のロングスローなどでゴール前の攻防の回数を増やしていた。

 それを左SB鎌田悠太郎(3年)を中心に跳ね返した秋田工も、MF半田悠真(2年)のスルーパスにFW細谷大純(2年)が走り込むなど後半終盤へ向けて幾度か決定機を作った。だが、明桜は青森山田中出身のCB沖田凌介(1年)がインターセプトを連発。0-0の延長前半3分には秋田工MF高城宥斗(3年)の左足シュートを184cmGK黒崎翔(3年)がファインセーブするなど得点を許さない。

 後半終盤からのオープンな展開は延長戦で加速する。明桜はMF吉田銀河主将(3年)や交代出場FW齋藤光優(1年)がビッグチャンスを迎えるも、シュート精度を欠いて先制することができない。だが、「本当に頑張ることしか取り柄がないので、気持ちで負けたら終わりだなと思っていた。みんなが自分のプレーを見て、『俺もやらなきゃ』と示せる選手になりたい」という吉田が、試合を決めに来ていた秋田工エース・石井に必死に食らいつき、各選手もハードワークを続けて相手にも1点を与えない。秋田工は延長後半10分に石井、DF二木楽人(1年)と繋いで、その折返しを細谷が左足で狙ったが枠を外れて試合はPK戦に突入した。

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