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[MOM2693]立正大淞南FW藤井奨也(3年)_2発!エースが「17番」に相応しい仕事で全国導く

ゲキサカ / 2018年11月10日 20時30分

前半40分、立正大淞南高FW藤井奨也が同点ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.10 選手権島根県予選決勝 立正大淞南高 2-1 大社高 島根県立サッカー場]

 立正大淞南高の背番号17は代々、その年のエースがつける特別なナンバー。それにふさわしい活躍でチームを勝利に導いた。優勢に進めていた前半に大社高に先制を許した苦しい状況で、2得点を挙げて逆転勝利に導いたのは今年度の17番、FW藤井奨也(3年)だった。

 同点ゴールは前半終了間際の40分。MF山田真夏斗(2年)の浮き球のパスに反応して抜け出し、飛び出したGKを左にかわしたものの、スピードに乗っており、あまり角度もない難しい状況。それでも「いつも『リラックスしてシュートを打て』と言われているので、練習通りに落ち着いて打つことができた」と振り返るように、利き足と逆の左足で正確に蹴り込んでネットを揺らした。

 逆転ゴールは後半11分、FW鶴野怜樹(3年)が倒されて獲得したPKでキッカーに名乗り出た。「自分が蹴ると決めていて、コースも決めていた」。待望のチャンスに自信を失うことなく、キッカーから見て右側へ、GKの逆を突いて思い切り蹴り込んだ。

 昨年度、2年時から得点源として期待を集め、最終学年となった今年度はエースナンバーを託されている。この日の1点目では瞬時のスペースへの抜け出し、シュートのうまさという持ち味を遺憾なく発揮し、「チームが苦しいときに助けるのが17番」という言葉を実証。南健司監督も「前半のうちに追い付くことができたのが大きかった」と語った通り、大事な場面で求められる結果を出し、逆転勝利を演出した。

「先制された後に、17番の仕事ができてよかった」と語りつつ、すでに視線を全国に向けている。昨年度は日本文理高(新潟)との初戦で先発出場したもののノーゴールに終わり、チームも0-2で敗れた。「去年は悔しい思いをした。今年こそ結果を出してチームに貢献したい」。今度は全国の舞台で17番にふさわしい仕事をして、チームを勝利に導いてみせる。

(取材・文 石倉利英) ●【特設】高校選手権2018

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