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悲願の日本一へ一歩を踏み出すのは?1回戦でインハイ準V・桐光学園と“公立の雄”大津が激突!!

ゲキサカ / 2018年11月20日 8時15分

健闘を誓い合う桐光学園高CB望月駿介主将(左)と大津高CB福島隼斗主将(写真協力=高校サッカー年鑑)

 第97回全国高校サッカー選手権は初戦から好カードが続出する組み合わせとなった。中でも注目はインターハイ準優勝の桐光学園高(神奈川)と同8強・大津高(熊本)との1回戦だろう。19日の組み合わせ抽選会では先に組み合わせ番号「15」へ入っていた桐光学園の隣、「16」を大津CB福島隼斗主将(3年、湘南内定)が引き当てる形で決定。その瞬間、会場が一際沸いた。
 
 ともに全国制覇を狙う両主将は苦笑い。福島が「(抽選会に)行く前はみんな、青森山田とか有名なチームとやりたいと言っていた。自分が入ってしまったので最初はちょっと驚いたけれど、西川潤というやりたい選手もいるのでとても楽しみだと思いました」とコメント。一方の桐光学園CB望月駿介主将(3年)は優勝候補同士の対戦は避けたかったようだが、「そういうことを言っていられない。いずれやらないといけない相手だと思うので、やりがいはあるなと思います。相手が強豪なので、チームもすごく燃えると思う。まずは全員で大津戦に照準を合わせてやりたい」と応じた。

“公立の雄”や“育成の大津”のキャッチフレーズを持つ大津は、強力なチームだ。高校屈指のDF福島をはじめ、10番MF水野雄太(3年)とCB吉村仁志(3年)のU-18日本代表コンビやMF松原亘紀(3年)ら各ポジションに実力者の名が並ぶ。注目世代の現3年生は昨年からほぼ全てのポジションで先発を占め、2年間かけてチームを作り上げてきた。2月の九州新人戦を制し、今夏のインターハイでは前回の選手権覇者・前橋育英高(群馬)に3-0で快勝。その力が今大会上位にあることは間違いない。

 昨年、一昨年はいずれも県予選で惜敗。注目世代にとっては、今回が初の選手権となる。待望してきた舞台での戦いへ向けて、福島も「本当に1年生の時は簡単に全国大会に出れるという甘い気持ちがありました。なかなか出れなくて、最後(熊本県内)3冠も獲って、憧れとしていた選手権なので、そこは強い気持ちを持ってやりたい」と意気込んでいる。

 対戦する桐光学園には「非常に怖い選手だと思う」と分析するAFC U-16選手権MVPのU-16日本代表FW西川潤(2年)がいる。今年、フェスティバルで対戦した際は西川に1チャンスで決められて2-2ドロー。それだけに、西川を封じる力や、「(試合の途中で慣れたが)セカンドボールの対人の強さはびっくりするくらいあった」という桐光学園を上回ることをこれから求めていく。

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