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ジェイのスーパーゴール実らず…2点差追いついた広島のACL出場決定!札幌は天皇杯・鹿島次第に

ゲキサカ / 2018年12月1日 16時10分

広島が追いついてACL出場権を獲得した

[12.1 J1第34節 札幌2-2広島 札幌ド]

 J1リーグの2018シーズン最終節が1日に行われた。札幌ドームでは2位サンフレッチェ広島(勝ち点56)と4位北海道コンサドーレ札幌(同54)が対戦。来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権をかけた一戦は、2-2で引き分けに終わった。

 クラブ史上初のACL進出を目指す札幌は、11月24日の磐田戦(2-0)から1人を変更。体調不良のMF駒井善成に代えてMF三好康児を起用した。対する6連敗中の広島は、引き分け以上でACL出場が決まる状況。前節・名古屋戦(1-2)から2人を代え、MF青山敏弘と今季限りで現役引退するMF森崎和幸が先発に名を連ねた。

 注目の上位対決は、開始早々に動いた。札幌は3分、PA右でセカンドボールを拾った三好が中央のMF荒野拓馬につなぎ、FWジェイの落としをMFチャナティップが右足一閃。先制のゴールネットを揺らした。1点ビハインドの広島は16分、ショートコーナーのリターンを受けたMF柴崎晃誠のクロスからDF佐々木翔が頭で合わせるが、わずかに枠を外した。

 すると、札幌にスーパーゴールが生まれる。前半21分、自陣からDF福森晃斗がロングパスを供給し、チャナティップが抜け出すが、PA外まで飛び出したGK林卓人にカットされる。これを敵陣中央で拾ったジェイがゴールの位置を確認して迷うことなく左足シュート。バックスピンのかかったループシュートが鮮やかに決まり、2-0とした。

 札幌が試合を優勢に進める中、広島は前半39分、左サイドでMF柏好文がドリブルで仕掛けてクロスを供給。FWティーラシンが頭で折り返したボールはクリアされるが、PA右で受けたMF馬渡和彰がトラップから素早く右足を振り抜き、相手に当たってゴール右隅に吸い込まれて1点差に詰め寄った。

 1点ビハインドの広島は後半4分、ティーラシンが強烈ミドルシュートを放つなど、立ち上がりから勢いよく攻め込む。すると、6分だった。左サイドから柏が右足でクロスを供給し、ファーサイドに位置していた柴崎が頭で合わせ、2-2。広島がいい時間帯に試合を振り出しに戻した。

 追いつかれた札幌は後半14分、三好を下げてFW都倉賢を送り込む。すると、16分にロングパスを受けた都倉が胸で上手くコントロールし、GKと1対1の状況からシュートを放つが、GK林に止められてしまう。18分にはMF深井一希を下げ、DFキム・ミンテを投入した。

 連敗を止めてシーズンを終えたい広島は後半22分に決定機。PA右でパスを呼び込んだMF川辺駿が鋭いグラウンダーのクロスを供給。青山がタイミングよくゴール前に走り込み、右足で合わせに行ったが空振ってしまい、逆転のチャンスを逃した。

 終盤になるにつれ、互いのゴールを行き来するオープンな展開。札幌は後半37分に早坂に代えてMF白井康介、広島はティーラシンに代えてFWパトリックをピッチに送り込む。さらに37分には現役最後の試合となった森崎を下げ、MF稲垣祥を入れた。

 均衡した試合はそのままタイムアップを迎え、2-2で引き分けた。この結果、2位広島の来季ACL出場が決まった。なお、2位の鹿島アントラーズが天皇杯を優勝すれば、4位の札幌に繰り上がりでACL出場権が与えられる。
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