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[プレミアリーグWEST]名古屋U-18が首位・京都U-18に4-0快勝!

ゲキサカ / 2018年12月2日 12時34分

ゴールを喜ぶ名古屋グランパスU-18FWマツオカ・ジョナタン

[12.11 高円宮杯プレミアリーグWEST第17節 京都U-18 0-4 名古屋U-18 東城陽G]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018WESTは1日に第17節の1日目を実施。首位の京都サンガF.C. U-18(京都)と4位の名古屋グランパスU-18(愛知)の一戦は、4-0で名古屋が快勝した。

 勝って優勝に王手をかけたい京都だったが、先手を奪ったのはMF田邉光平(2年)が「モチベーションを高く、練習が出来ていた成果が試合に出た」と振り返る名古屋だった。前半10分には、田邉のスルーパスからMF倍井謙(2年)が右サイドのスペースを突破。前に飛び出したGKの頭上を射抜くループシュートでゴールネットを揺らし、均衡を崩した。

 幸先の良いスタートを切った名古屋だったが、ここからはDF江川慶城(3年)やMF福岡慎平(3年)のパス回しから、縦に速い攻撃を繰り出した京都の時間が続いた。名古屋は京都MF上月壮一郎(3年)にサイドを翻弄される場面も続いたが、落ち着いた守備対応を披露し、打たれたシュートはわずか2本。「藤井(陽也)と鷲見(星河)が互いを感じながら、ポジションを修正し、広い範囲をカバーしてくれた。菅原(由勢)も逆サイドからのクロスをしっかり対応してくれた。先手でポジション修正できたことが、危ない場面を凌げた要因」(古賀聡監督)。

 1点リードで迎えたハーフタイムには、トップチームの残留が決定。歓喜に沸くサポーターの姿を目にし、「次は俺たちだ!という感じでより強い気持ちで戦えた。後半に入って行く時に、顔つきがグッと変わった」(古賀監督)。田邉も「サポーターの反応で残留が分かって、円陣を組むタイミングで、”俺らも負けてられない”と盛り上がった」と振り返った。

 トップチームに背中を押されて挑んだ後半は、指揮官が「勝負強い選手。大事な試合で点が獲れるメンタリティーを持っている」と評する名古屋のFWマツオカ・ジョナタン(3年)が躍動する。一進一退が続いていた後半22分には、自陣のボール奪取から菅原由勢(3年)が前線のスペースにボールを展開。マツオカが「由勢とは昨年からずっとやってきているので、目が合えば足元か分かる」と一早くゴール前に抜け出し、GKをかわして無人のゴールに流し込んだ。

 27分には、MF榊原杏太(2年)が右サイドからのカットインから放ったシュートがクロスバーに直撃。「この一週間、味方が蹴った後に詰めることを意識してきた」マツオカがゴール前にこぼれたボールを冷静に押し込み、リードを2点差にとした。

 マツオカの活躍で試合の流れを決定づけた名古屋は、33分にも左CKを藤井陽也(3年)がヘディング弾を叩き込み、タイムアップ。2日の2位・広島ユースの試合結果次第では、最終節まで逆転優勝の可能性を残すことになる。田邉は「次の試合も今日みたいに一人ひとりが特徴を出したい。自分もその特徴を活かして、しっかり勝ちたい」と意気込んだ。

(取材・文 森田将義)●2018高円宮杯プレミアリーグWEST特集

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