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[MOM585]早稲田大FW岡田優希(4年)_後半投入からPK決勝弾、「最後は日本一になって終わりたい」

ゲキサカ / 2018年12月15日 22時18分

早稲田大FW岡田優希(4年=川崎F U-18/町田内定)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.15 インカレ2回戦 早稲田大1-0北海道教育大学岩見沢校 味フィ西]

 早稲田大をリーグ優勝に導き、関東大学リーグで得点王に輝いた主将・FW岡田優希(4年=川崎F U-18/町田内定)は、インカレ初戦でベンチスタートに。しかし後半開始から投入されると、4年間で培った実力を存分に見せつけた。

 後半5分、中盤でボールを収めた岡田は前線を見据える。「相手の裏が弱いとわかっていて、相馬と話していました」と語るように、北海道教育大学岩見沢校の守備陣の隙間を縫って縦パスを放つと、韋駄天・MF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース/名古屋内定)が最高速度で左サイドを突破。PA左でファウルを誘発し、PKを獲得した。

 早大のPKキッカーは事前に決まってはおらず、PKを獲得した選手が蹴ることが多いという。しかしファウルを受けた相馬は岡田にボールを渡した。「自分でもらったら『よし!』って思うんですけど、人からもらうPKは緊張するんだなって思いました」。リーグ戦とは異なり、負けたら終わりのトーナメント戦。特にインカレは今季最後の舞台になり、終わりは“チーム解散”を意味する。

 しかし岡田は気づく。「そういうのに向き合ってきた一年間だったなって」。昨季に1部昇格を決め、今季から外池大亮監督の新体制のもとで主将を務めた。一年間を戦い抜いてリーグ戦を制覇。想像し難い重責を背負いながら駆け抜けた岡田にとって、そのPKは乗り越えられる試練だった。

 冷静にボールを叩き込んだ岡田は「決めることができて、またひとつ変わったかな」と実感。その得点は決勝点となり、早大は1-0で準々決勝進出を決めた。

「ようやくインカレが始まったなって痛感する一試合でした。リーグ戦とは全然違う空気感。大臣杯は負けても次があるけどインカレは負けたら即解散。その一発勝負に、ビリビリするような試合が始まったなって思います」

 来季からFC町田ゼルビアに入団し、プロ生活をスタートする岡田だが、このチームでの戦いは今大会で終わる。「もう4年生となると、ぼく一人で戦っているわけではなくて。ベンチに入っていない4年生もたくさんいるし、そういう4年間が懸かった試合って思っているんです」。その時は近い。だからこそ、その思いがこみ上げる。

「最後は日本一になって終わりたい。それだけです」

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(取材・文 石川祐介)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

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