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旗手2ゴールの順天堂大、関西大に雪辱で準々決勝へ「早稲田に3敗はしたくない」

ゲキサカ / 2018年12月17日 1時49分

勝利した順天堂大の選手たちが“自撮り”

[12.15 インカレ2回戦 順天堂大2-1関西大 味フィ西]

 第67回全日本大学サッカー選手権大会は15日、2回戦を行い、味の素フィールド西が丘で行われた第2試合では順天堂大(関東6)が関西大(関西2)に2-1で勝利した。2020年の川崎F加入が内定しているU-21日本代表FW旗手怜央(3年=静岡学園高)が2得点。順天堂大は17日の準々決勝で早稲田大(関東1)と対戦する。

 昨年のインカレ準々決勝でPK負けを喫した関西大との再戦は、順天堂大がリベンジに成功した。堀池巧監督が「立ち上がりは関大が相当集中して入ってきた。我々も集中したつもりだけど、勢いがあってなかなかいい展開ができなかった」と振り返った通り、序盤は関西大に攻め込まれる展開が続いた。

 開始早々に先制機が訪れ、前半4分、関西大はMF塩谷仁(4年=磐田U-18)がDF村松航太(3年=清水ユース)に倒され、PKを獲得。村松が自らキッカーを務め、右足で中央に蹴り込んだが、コースを読んだGK佐藤久弥(2年=東京Vユース)がファインセーブ。こぼれ球をFW加賀山泰毅(4年=JFAアカデミー福島)が狙ったが、これも順天堂大DF陣がゴールライン際で跳ね返した。

 関西大は絶好のチャンスを逸したが、その後も立て続けに相手ゴールを強襲し、MF牧野寛太(3年=履正社高)とのコンビネーションから加賀山が多彩な形でシュートを連発。しかし、再三のチャンスを逸すると、この時間帯を耐えしのいだ順天堂大がワンチャンスを仕留めた。

 前半37分、DF長谷川光基(1年=FC東京U-18)のロングボールでDF三國スティビアエブス(2年=青森山田高)が左サイドを突破。関西大守備のミスを突いて相手DFと入れ替わると、エリア内に進入してラストパスを供給。待ち構えたフリーの旗手が左足でゴールを陥れた。

 リードを許した関西大は反撃に出る。前半43分、FKからファーサイドの加賀山が強烈ヘッドで狙ったが、決定的なシュートはゴールライン付近で長谷川がスーパークリア。前半、順天堂大は何度も窮地をぎりぎりで跳ね返し、堀池監督も「そういうカバーリングのところ、粘り強さは普段から言っていることをよくやってくれた」と評価していた。

 1-0で前半を折り返すと、後半開始直後にスーパーゴールが飛び出した。後半1分、加賀山のパスを受けた牧野が前に出ていたGK佐藤の位置を見極め、狙い澄ましたロングループシュート。観客もどよめく技あり同点弾がネットを揺らし、ベンチに歓喜の輪が広がった。

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