シュート2本の力負け…下級生主体の桃山学院大は再挑戦へ「継承して戻ってきたい」
ゲキサカ / 2018年12月16日 8時20分
[12.15 インカレ2回戦 桃山学院大1-4駒澤大 柏の葉]
桃山学院大はシュートわずか2本で敗戦。松本直也監督は「駒澤さんの戦い方は分かっていたが、力負けだった」と率直に総括した。この日の先発は11人中8人が下級生。来季の再挑戦に向けて「今年は4年生を中心にまとまって良いチームになった。この悔しさを持っている選手が多く残るので、しっかり継承して戻ってきたい」と述べた。
風上だった前半に得点を奪えず、アバウトに蹴った相手ロングボールから先制点を献上すると、後半は立て続けに3失点。試合終了間際にFW佐藤碧(3年=大分高)のクイックFKからFW毎熊晟矢(3年=東福岡高)がヘッドで決めたが、関東の強豪を相手に1-4の完敗を喫した。
高い技術で攻撃を牽引した佐藤は「4回生とプレーする最後の機会なので勝ちたかった」と唇を噛んだ。その悔しさには自身の理由もあった。この日、相手ゴール前に立ちはだかったのはDF星キョーワァン(3年=矢板中央高)。2015年度の全国高校選手権でも敗れた相手だった。
当時もパス回しで相手のプレッシングをいなし切れず、ロングボール主体の相手にセットプレーなどで力負けした形。「あの時と全く同じような感じになってしまった。本当に悔しい」と肩を落とす。来季に向けては「相手が蹴ってくるのに対しても、下でボールを動かす自信を持たないといけない」と語った。
この日、チーム唯一の得点を決めた毎熊は「相手が縦に蹴ってくるのはスカウティングで分かっていたし、みんなで意思疎通をしていた。失点しないように心がけてやっていたが、分かっていたのに対応し切れず甘さが出たと思う」と振り返った。
来季は毎熊、佐藤に加え、関西大学リーグで活躍したが負傷離脱中のMF若山修平(2年=静岡学園大)が攻撃の中心を担う見込み。「3人目の動きをそれぞれが意識している」という武器を全国で通用するものとするため、「流動的な関係性をもっと高めていきたい」と意気込んだ。
(取材・文 竹内達也)●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集
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