1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

先制許すもエースMF熊澤2発で逆転!前回準Vの流経大柏が初戦突破!

ゲキサカ / 2019年1月2日 13時53分

鹿島内定CB関川郁万擁する流通経済大柏高が初戦突破を果たした

[1.2 選手権2回戦 徳島市立高 1-2 流通経済大柏高 フクアリ]

 流経大柏が逆転で初戦突破! 第97回全国高校サッカー選手権は2日、2回戦が行われ、シード校などが登場。昨年度準優勝の流通経済大柏高(千葉)と徳島市立高(徳島)との一戦は、2-1で流経大柏が勝った。
 
 1年前、あと1勝で逃した選手権制覇へ、流経大柏の挑戦がスタートした。有力校が逆ブロックに集中したと言われる中での戦いだが、鹿島内定CB関川郁万(3年)が「(ターゲットにされる)難しさはあると思います」と語るなど油断は見られない。迎えた初戦、流経大柏は受けて立つのではなく、立ち上がりから相手を飲み込みにいった。

 徳島市立はインターハイで優秀選手に選出されたGK中川真(2年)らが先発した一方、中心人物の一人であるMF岡健太(3年)がベンチスタート。3バックを中心に守備に重心を置いて試合を進めていく。

 流経大柏は10番MF熊澤和希(3年)がロングスローを連発。また熊澤やMF藤井海和(1年)の展開からクロスボールを入れ、セットプレーでは関川がゴール前で競り勝っていた。だが、徳島市立DF陣はゴール前に入ってくるボールや、こぼれ球をしっかりと弾き返して決定打を打たせない。

 流経大柏は17分、右クロスのこぼれに反応した熊澤の右足シュートがポストをかすめ、30分には関川のグラウンダーの縦パスで森山が抜け出そうとする。だが、徳島市立はGK中川が飛び出して対応。流経大柏は前半終了間際にもロングスローのこぼれ球に関川が反応したが、徳島市立はDF田内悠貴(2年)がブロックして得点を許さない。

 前半、速攻やセットプレーも見せながら0-0で凌いだ徳島市立は後半開始から岡を投入。5分、GK中川が関川のヘディングシュートをファインセーブし、12分にも左クロスからMF中井颯人(3年)に至近距離から放たれた一撃を1ハンドでストップしてみせる。

 そして、岡のスピードを活用した攻撃を繰り出す徳島市立は16分、セットプレーのカウンターから岡が右サイドのスペースへ走り込む。ボールを受けた岡は対応したDF2人の間へ強引なドリブル。これで抜け出した岡が右足で先制ゴールを決めた。

 追う展開となった流経大柏は17分、MF芹田悠真(3年)がクロスバー直撃の左足ミドル。そして19分、同点に追いつく。左ロングスローから、ゴール前の混戦を作り出すと、最後は熊澤が巧みな右足シュートを決めて1-1とした。

 追いついた流経大柏はスピードのあるDF西尾颯大(3年)を投入して相手の快足FW岡をマンマーク。そしてサイド攻撃を続けると30分、左サイドの中井からのパスをPAで受けた熊澤がPKを獲得する。これを自ら右足で決めて2-1とした。

 徳島市立は粘り強い守備とカウンターで幾度か会場を沸かせるものの、2点目を奪うことができず。流経大柏が3回戦へ駒を進めた。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください