選手権での5得点は「自信に」…大津MF大竹悠聖「人生で一番充実した3年間だった」
ゲキサカ / 2019年1月3日 20時5分
[1.3 選手権3回戦 青森山田高3-0大津高 等々力]
試合終了のホイッスルが吹かれる。大津高(熊本)MF大竹悠聖(3年)の高校サッカーが終わりを迎えた瞬間だった――。
初戦の桐光学園(神奈川)戦でハットトリックを記録すると、続く2回戦の大分(大分)戦では2得点を奪取。ゴールを量産してチームを3回戦へと導いてきた。しかし、青森山田戦では前半19分にセットプレーから先制点を献上すると、流れを一気に持っていかれてしまう。右サイドでボールを呼び込んで鋭い突破から好機を生み出そうとするが、後半15分にPA内から放った強烈なシュートがGK飯田雅浩(3年)に弾き出されるなど、自身にも、チームにも得点が生まれることなく、0-3の完封負けを喫して大会から姿を消すことになった。
「まだまだ届かない。青森山田は試合の流れを自分たちでうまく作ったり、ゲームの中での修正力があった」と対戦相手との力の差を感じた。そして、「ゴールを決めてチームを勝たせることを考えて今までやってきたので、今日のプレーは全然納得がいかなかった」とチームに勝利をもたらすゴールを奪えなかったに悔しさを滲ませた。
しかし、「1、2年生で出られなくて、今年こそはという気持ちが強かった」と、高校生活3年目でようやくたどり着いた選手権の舞台は特別だった。「これだけの大きな舞台で奪えた得点は、今までとは違う気持ち良さがあった。そういう舞台で5点を取れたことは自信にもなる」。この試合で高校サッカーに区切りをつける男は、「きついこともあったけど、仲間と一緒に乗り越えてきた。今までの人生で一番充実した3年間だった」と感慨深げに振り返った。
(取材・文 折戸岳彦)
●【特設】高校選手権2018
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「ポテンシャルが違う」。飯塚のブレイク候補、俊足ボランチMF吉田翔亮
ゲキサカ / 2024年3月22日 12時29分
-
[新人戦]立正大淞南が0-2から逆転勝ち。高速レフティーMF山田都愛「次の試合もどんどんやって行こうと思います」
ゲキサカ / 2024年3月15日 23時39分
-
「負けてられない」FW古川公琉が決勝点!2チーム分の戦力、サブ組奮闘の飯塚が鳥栖U-18撃破
ゲキサカ / 2024年3月15日 8時39分
-
攻守にダイナミックな大型ボランチの進化。大津MF兼松将が「前を向くこと」の重要性を再確認したプロの練習参加
ゲキサカ / 2024年3月14日 17時45分
-
近江DF中川郁人「もっと出していきたい」。“格好良かった”先輩たちプラス自分たちの色を
ゲキサカ / 2024年3月14日 0時51分
ランキング
-
1【ソフトバンク】山川穂高 開幕前日に異例の「応援歌」変更の背景と理由
東スポWEB / 2024年3月28日 21時12分
-
2陸奥部屋閉鎖で霧島の音羽山部屋転籍が決定 神谷と霧乃華は荒汐部屋、日煌は伊勢ノ海部屋へ
スポニチアネックス / 2024年3月28日 22時30分
-
3阪神・岡田監督は開幕ベストオーダーを明言 阿部監督にオドーア不在を指摘した件は「ホンマの話やんか」
スポニチアネックス / 2024年3月28日 19時8分
-
4なでしこパリ五輪前哨戦が地上波はおろかBSでも観られないのは誰のせい?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年3月29日 9時26分
-
5報徳学園が大阪桐蔭を撃破 選抜4強が出揃う…今朝丸が好投、名門対決制す
Full-Count / 2024年3月28日 18時6分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください