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スタメン大幅変更でウズベク戦へ…森保監督「選手を多く代えて臨む」

ゲキサカ / 2019年1月17日 2時26分

公式会見に出席する森保一監督

 日本代表は16日、UAEのアルアインのシェイク・ハリファ国際スタジアムで公式練習を行い、17日のグループリーグ最終戦・ウズベキスタン戦に向けて最終調整した。練習前には森保一監督とMF青山敏弘(広島)が公式会見に出席。森保監督は「これまでの2戦からは選手を多く代えて臨もうと思っている」と、スタメンの大幅変更をあらためて明言した。

 2連勝で決勝トーナメント進出を決めた13日のオマーン戦(○1-0)後、「総力戦でアジアカップを戦っていくということで、できれば全員の選手を使ってあげたいという気持ちでいた。できる限り多くの選手を使っていきたい」と話していた指揮官はこの日の会見で「すべての選手を使いたいと話していたが」と聞かれ、「“できれば”すべての選手を使いたいと話したと思う」と前置きしたうえで、「サブの選手、試合に出場する機会のなかった選手もいい準備をしてくれた。明日は日本の総合力を見せられる試合だと思うし、総力戦でこの大会を戦っていく意味でも、できるだけ多くの選手にプレーしてもらいたいと思っている」と説明した。

 右臀部痛のFW大迫勇也、腰痛のGK東口順昭はこの日も別調整となり、ウズベキスタン戦の欠場は確実。2試合連続で先発しているGK権田修一、DF酒井宏樹、DF吉田麻也、DF冨安健洋、DF長友佑都、MF柴崎岳、MF堂安律、MF南野拓実、MF原口元気の9人もベンチスタートが濃厚だ。

 オマーン戦に先発したメンバーではFW北川航也が1トップからトップ下にポジションを変えて連続先発し、FW武藤嘉紀が1トップで先発する可能性が高い。同じくオマーン戦のスタメンでは、発熱の影響で初戦を欠場しているMF遠藤航の起用法をどう考えるかだが、ボランチは人数が少ないこともあり、遠藤と青山のダブルボランチとなりそうだ。

「ベストの準備をして、ベストの試合ができるようにメンタル、フィジカル両方をしっかり準備したい」と話した青山にとっては今大会初出場のチャンス。ベンチから見守ったここまでの2試合について「個々のコンディションをまず上げることが一番だったのかなと。そのうえで勝つこと、グループリーグを突破することを目標にしていたと僕は認識している」と指摘し、「それはだいぶ上がってきた。ここからはさらに上のパフォーマンスと結果を求めてやっていくだけだと思うし、その一歩として3試合目がある。結果を出したい」と意気込んだ。

 スタメン予想としては2列目の右にMF伊東純也、左にMF乾貴士が入るのは確実。GKはシュミット・ダニエルで、4バックは右からDF室屋成、DF三浦弦太、DF槙野智章、DF佐々木翔と並ぶか、初戦に先発している槙野ではなく、DF塩谷司をセンターバックで起用する可能性もある。

 森保監督が「ピッチに立った選手同士が感覚的にフィーリングが合うかどうかが大切」と話すように、大幅なスタメン変更となれば、チームとしての連係面には不安も残す。それでも「スタートから100%うまくいくという考えより、試合の中で対戦相手との状況も考えながらすり合わせていくことにトライしてもらえればと思っている」と、ピッチ上での選手の対応力に期待していた。

(取材・文 西山紘平)
●アジアカップ2019特設ページ

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