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「縁起のいい髪型」で再びアジア王者へ…堂安が心機一転、茶髪に

ゲキサカ / 2019年1月19日 21時47分

オフ明けで髪色が明るくなったMF堂安律

 決勝トーナメントに向けて気合を入れ直した。UAEのシャルジャで2日ぶりに練習を再開した日本代表のMF堂安律(フローニンゲン)はこれまでの黒髪が茶色に明るくなっていた。

「久々に染めました」。屈託のない笑顔を見せた20歳は「若いころはこういう髪も多かったけど、久々にやって頭皮が大丈夫かなと。3回も抜いて、タフな戦いでした。3時間ぐらいかかった」と冗談交じりに明かし、報道陣を笑わせた。

 グループリーグ3連勝で首位通過を決めた17日のウズベキスタン戦(○2-1)から一夜明け、チームは3日のUAE入り後、初のオフを取った。先発10人を入れ替えたウズベキスタン戦で堂安に出番はなかったが、「心機一転。自分自身、グループリーグではまだまだできると思ったし、それを取っ払うために髪の毛を切った。気分を変えたいと思った」と、髪を染めた理由を説明した。

 初戦のトルクメニスタン戦(○3-2)、第2戦のオマーン戦(○1-0)と右サイドで先発。トルクメニスタン戦ではゴールも決めたが、オマーン戦では相手の厳しいマークにも遭い、2試合連続ゴールとはならなかった。「2試合出させてもらって、もっと点を取れたし、まだまだ自分の力を出し切れていない。もっと貪欲にならないと、このままではダメだと思っている」。決して自分に満足することはない。

 21日の決勝トーナメント1回戦で対戦するサウジアラビアとは16年10月に行われたAFC U-19選手権決勝でも対戦している。0-0からPK戦の末、勝利したU-19日本代表は7度目の決勝挑戦で悲願の初優勝を果たし、堂安は大会MVPに輝いた。「U-19でアジアで優勝したときも決勝の相手がサウジアラビアで、銀ぐらいの髪だった。縁起のいい髪型でもある」。狙うは当時の再現。自分が主役となるぐらいの活躍で日本のアジア王者奪還に貢献する決意だ。

(取材・文 西山紘平)
●アジアカップ2019特設ページ

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