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20歳冨安が決勝ヘッド!! 森保J、強豪サウジを辛くも破って8強へ

ゲキサカ / 2019年1月29日 7時30分

先制ゴールを決めたDF冨安健洋を祝福する選手たち

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 アジアカップは21日、決勝トーナメント1回戦を行い、日本代表はUAEのシャルジャ・スタジアムでサウジアラビア代表と対戦した。前半20分に決まったDF冨安健洋のA代表初ゴールが決勝点となり、1-0での勝利でベスト8に進出。24日に行われる準々決勝ではベトナムと対戦する。

 日本はグループリーグを3連勝で突破。一発勝負の初戦は主力組中心の布陣で臨んだ。GK権田修一がゴールを守り、4バックはDF酒井宏樹、冨安、DF吉田麻也、DF長友佑都。ボランチはMF柴崎岳、MF遠藤航が組み、2列目には左からMF原口元気、MF南野拓実、MF堂安律が並んだ。1トップにはFW武藤嘉紀が入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 コイントスに勝利し、エンドを変更した日本だったが、立ち上がりはサウジアラビアがボールを握る時間が続いた。しかし前半7分、武藤のポストプレーから原口が左サイドを突破し、クロスに南野が反応。トラップは高く浮いて流れてしまったが、堂安がボレーシュートを狙って最初のチャンスをつくった。

 サウジアラビアも負けじと攻め込む。前半12分、左サイドを駆け上がったDFヤシル・アルシャハラニのクロスは長友がクリアしたが、こぼれ球を拾ったMFアブドゥルアジズ・アルビシのシュートは吉田が顔面でブロック。同14分にはA・アルビシのFKにMFフセイン・アルモカハウィが合わせ、ゴールわずか左外に飛んだ。

 それでも前半19分、日本は権田のロングキックから南野がファウルを受け、相手陣内でFKを獲得すると、クイックスタートから原口が左サイドを突破し、左からのCKを獲得。同20分、これを柴崎が中央に蹴り込むと、うまくマークをはがした冨安が高い打点のヘディングで押し込み、アジア杯最年少ゴールが貴重な先制点となった。

 その後は柴崎の縦パスで何度かチャンスを迎えた日本だったが、堂安のキックが不発に終わって追加点はならず。前半39分には、相手DFと競り合った武藤にイエローカードが提示され、今大会2回目の警告で準々決勝の出場停止が決まった。終了間際には南野がカウンターからゴールに迫ったが、DFアリ・アルブライヒにカバーされ、1点のリードでハーフタイムを迎えた。

 後半2分、MFサレム・アルダウサリのシュートをキャッチした権田が敵陣左サイドにロングフィードを送り、抜け出した武藤がFKを獲得。これを柴崎が中央に蹴り込み、ニアの吉田がヘディングで合わせたが、ボールはGKモハンメド・アルオワイスの正面を突いた。同6分には、右サイドを突破した堂安のフィードがPA内の南野に通るも、肩でのトラップにハンドの判定が下された。

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