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アジア王者奪還ならず…森保J12戦目の初黒星、カタールが初V

ゲキサカ / 2019年2月2日 10時28分

後半24分、MF南野拓実のゴールで1点を返したが…

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 アジアカップ決勝が1日、UAE・アブダビのザイードスポーツシティ・スタジアムで行われ、日本代表はカタール代表に1-3で敗れた。前半12分、27分に連続失点すると、後半24分にMF南野拓実の今大会初ゴールで1点を返すが、後半38分、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の助言から与えたPKで3失点目を喫した。2大会ぶりのアジア王者奪還を目指した日本だが、5回目の決勝進出で初の準優勝。森保一監督は就任後12試合目で初黒星となった。カタールは初の決勝進出で初優勝を飾り、自国開催の22年W杯に向けた強化が初のアジア制覇という形につながった。

 日本は1月28日の準決勝イラン戦(○3-0)から先発一人を変更。イラン戦で左太腿裏を痛めて途中交代したMF遠藤航に代わってDF塩谷司がボランチで先発した。それ以外はイラン戦と同じメンバーで、GK権田修一がゴールを守り、4バックは右からDF酒井宏樹、DF冨安健洋、DF吉田麻也、DF長友佑都。中盤は塩谷とMF柴崎岳のダブルボランチで、右にMF堂安律、左にMF原口元気、トップ下に南野が入り、FW大迫勇也が1トップを務めた。[スタメン&布陣はコチラ]

 昨季まで鳥栖でプレーしていた権田だが、1月29日にポルトガル1部のポルティモネンセに完全移籍することが発表された。日本代表のスタメン11人が全員海外組となるのは史上初。“オール海外組”で試合をスタートさせた。一方のカタールは出場停止明けのDFバサム・アルラウィ、MFアブデルアジズ・ハティムがそろって先発。準決勝・UAE戦(○4-0)の4バックではなく、準々決勝の韓国戦(○1-0)などで採用した3バックを敷き、守備時にはほぼ5バック気味に守備を固めてきた。

 先手を取ったのはカタールだった。前半12分、FWハサン・アルハイドスのサイドチェンジを受けたFWアクラム・アフィフが左サイドからフワリとしたクロス。PA内のFWアルモエズ・アリは吉田を背にしながらリフティングでボールを浮かし、右足のバイシクルシュートをゴール右隅にねじ込んだ。日本は決勝トーナメントで初失点。アリは今大会通算9ゴール目となり、元イラン代表FWのアリ・ダエイ氏を超える大会新記録を打ち立てた。

 スーパーゴールで先制したカタールは直後の前半13分にもアフィフのパスからアリがPA内右に抜け出し、右足でシュート。これは吉田が足を伸ばしてCKに逃れたが、次の1点を奪ったのもカタールだった。前半27分、アフィフから縦パスを受けたハティムが日本の寄せが甘いのを見逃さず、PA手前から左足でミドルシュート。これが鮮やかにゴール左隅に突き刺さり、2-0とリードを広げた。

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