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新婚旅行中に拘束された難民選手が解放、FIFAが公式声明

ゲキサカ / 2019年2月12日 7時21分

解放が伝えられた難民選手DFハキーム・アルアライビ(写真は拘束中の2月4日)

 タイ当局は11日、刑務所で拘束していた難民選手DFハキーム・アルアライビ(25)を解放した。同国首相に釈放を求める手紙を送っていた国際サッカー連盟(FIFA)は同日、声明を発表し、「オーストラリアの自宅に戻ることが許可されて非常に嬉しく思う」と述べている。

 イギリス『BBC』などによると、アルアライビは2012年、出身地のバーレーンで警察施設に損傷を与えた罪により有罪判決が下された。その後、14年にオーストラリアに逃れ、17年に難民認定されたが、バーレーン政府が要請したインターポール(国際刑事警察機構)の通知により、昨年11月に新婚旅行先のタイで拘束されていた。

 アルアライビはオーストラリアのセミプロリーグに所属。オーストラリア政府、国際オリンピック委員会(IOC)などがタイ当局に働きかけ、解放を求めていたほか、FIFAは1月23日付で送付した解放を求める手紙で国際法の下で手続きが行われるよう要請していた。

 FIFAは11日の声明で「2か月間にわたって人権団体、政府、より広いサッカー界の組織と取り組んできた成果」とアピール。「この結果に関わってくれた人たち、特に適切な行いでハキームの試練を終わらせた関係当局に心から感謝したい。家族の元への安全な帰国を望み、サッカーキャリアを再開できるよう望んでいる」と述べている。

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