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流経大柏の新エースへ、アピール続ける1年生FW森山が30分間で2発!

ゲキサカ / 2019年3月9日 12時19分

個人技で相手のマークを外す流通経済大柏高FW森山一斗

[3.8 練習試合 流通経済大柏高 4-3 上田西高 流通経済大柏高G]

 選手権準V・流通経済大柏高(千葉)の新エース候補が、2ゴールでアピールした。4-3-3システムの左FWとして先発したFW森山一斗(1年)は、立ち上がりからボールを持つと縦、中央のスペースへのし掛けを連発。そして、前半9分にMF原田恵右(1年)の右クロスを頭で合わせて先制点を叩き出し、2-0から1点差とされた直後の25分には、やや前目にポジションを取っていた相手GKの頭上を射抜く右足シュートを決めた。

 2得点について森山は「(1点目をアシストした原田は)クロス上手いので、走っていたら来るかなと思って、走っていたら良いところにきたので当てるだけだった。自分、ヘディングあんまり得意じゃないんですけれども、決められて良かったです。2点目は昨日自主練で練習していたんで思った通りです」と微笑みながら振り返っていた。

 この日は、他の先発組同様に30分間のみのプレー。本人はファーストタッチが悪く、良い流れでクロスまで持ち込むことができなかったことを悔しがる。試合後はもっと練習を積んでいくことを口にしたが、得点を取り続けていることへの手応えも。「最近、ずっと点決めれているので、それで(本田裕一郎)監督も使ってくれていると思うので、これからも点を決めていきたい」と力を込めた。

 昨年はRookie Leagueで得点王を獲得したほか、Aチームでもプレミアリーグや選手権予選で活躍。だが、選手権全国大会では先発出場した初戦で思うようなプレーができず、その後出場機会を減らして青森山田高(青森)に逆転した決勝はベンチ外だった。「めっちゃ悔しい」大会だった選手権。そこから1タッチパスなどの技術を向上させ、特長のドリブルもより磨いてきた。

 今年は自分がエースになる。より信頼を得られるように、「1試合1点を絶対の目標にして、ずっと点を取り続けるFWになれたらいい」と目標を掲げる。本田監督からは選手権で流経大柏を苦しめた秋田商高(秋田)のFW長谷川悠や徳島市立高(徳島)のFW岡健太のような存在になることを求められている。それ以上の「エース」に成長して、名門に昨年以上の成績をもたらす。


 (取材・文 吉田太郎)

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