南野先発のザルツブルクは勝利も…EL準々決勝進出ならず
ゲキサカ / 2019年3月15日 4時48分
[3.14 EL決勝T2回戦第2戦 ザルツブルク3-1ナポリ]
UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第2戦が14日に行われ、日本代表FW南野拓実が所属するザルツブルク(オーストリア)がナポリ(イタリア)をホームに迎えて3-1の勝利を収めたが、2試合合計3-4で敗れて準々決勝進出を逃した。同日に日本代表に選出されたばかりの南野は先発出場を果たし、後半41分までプレーしている。
7日にナポリのホームで行われた第1戦を0-3で落としたザルツブルクは、準々決勝進出のためには最低でも3点が必要な状況で第2戦を迎えた。しかし、前半14分に試合を動かしたのはナポリだった。敵陣でボールをカットしたDFマリオ・ルイがMFピオトル・ジエリンスキとのパス交換で左サイドを駆け上がると、クロスの流れからFWアルカディウシュ・ミリクが豪快なジャンピングボレーで叩き込み、スコアを0-1とした。
アウェーゴールを許したため、勝ち上がりのためには5点が必要になったザルツブルクは同25分、高い位置でのボール奪取を成功させたMFドミニク・ソボスライのパスをPA内で受けたFWムナス・ダブールが、切り返しから右足シュートを流し込んで1点を返す。さらに同43分にはFWハネス・ボルフとのワンツーから南野が左足で狙うも、シュートはゴール右に外れてしまった。
1-1のまま後半を迎えると、同20分にボルフのパスから左サイドを駆け上がったDFアンドレアス・ウルマーのグラウンダーのクロスに滑り込んだFWフレドリック・グルブランドセンが押し込んで、第2戦はザルツブルクが2-1と逆転に成功する。
2試合合計スコアでの逆転を目指すザルツブルクは、後半30分に南野がPA外からのシュートでゴールを脅かすがGKアレックス・メレトに弾き出されてしまう。同41分には南野に代えてFWアーリング・ブラウト・ハーランドを投入するなど最後までゴールを狙うと、同アディショナルタイムにはセットプレーの流れからMFクリストフ・ライトゲプが3点目を叩き込んだ。
しかし、逆転はならず。第2戦は3-1の勝利を収めたザルツブルクだが、2試合合計スコア3-4でナポリに敗れた。
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