兵庫の名門、滝川二が人工芝G完成記念交流試合で四中工と対戦。FW岡崎ら育てた名将・黒田元監督も出席
ゲキサカ / 2019年3月16日 21時20分
10年度全国高校選手権優勝、06年全日本ユース(U-18)選手権優勝の名門、滝川二高(兵庫)の人工芝グラウンド完成記念交流試合が、15日に同中高人工芝グラウンドで行われた。滝川二サッカー部と親交の深い四日市中央工高(三重)を招いて行われた交流試合は、前半に四日市中央工が2得点。滝川二は後半に1点を奪い返したが、四中工が3-1で勝った。
試合前後のセレモニーで滝川学園理事長の瀧川好庸氏や滝川二高の安本直校長、滝川二でFW岡崎慎司(現レスター・シティ)やFW金崎夢生(現鳥栖)らを育てた名将・黒田和生元監督、今年度限りで四中工監督を退く樋口士郎氏が挨拶。そして、両校選手、関係者が記念写真に収まった。
黒田元監督は「滝二のサッカーをする環境が良くなり非常に嬉しい気持ち。こういった機会にて色々と懐かしい方に会うことができ、更に喜ばしい気持ちです」と喜びのコメント。四中工の樋口前監督は「滝二現監督の松岡先生、四中工新監督の伊室先生は同い年で、この2チームを引き継いでくれることに大きな期待を抱いています。自分たちの思う通りに思う存分力を発揮してほしい」と期待した。
滝川二のグラウンドは、国際サッカー連盟が認める規格のサッカーコート1面、1周400mの走路が4レーン、110mの直送路が6レーン、40mの走り幅跳び・3段飛びの助走路を設置。サッカーコートは全面クレーからロングパイル人工芝舗装、ウレタン舗装を実施したことにより全天候型舗装になり、降雨の際も利用が継続可能となった。そして、人工芝グラウンドの熱中症対策として、散水システム(Viuシステム)を導入。また、夜間照明に関しても現在の3棟から4棟に増設し、かつLED電球を導入している。
滝川二は全国高校選手権出場20回、インターハイ出場23回。数々のプロサッカー選手を輩出してきた名門は、新たな環境とともに個々の成長、全国での活躍を目指す。
※以下、出席者のお祝いコメント
●滝川二高サッカー部前々監督 黒田和生氏
「滝二のサッカーをする環境が良くなり非常に嬉しい気持ち。こういった機会にて色々と懐かしい方に会うことができ、更に喜ばしい気持ちです。滝川第二の学校職員の皆さん、滝川第二サッカー部OBの皆さんなど懐かしかった。今尚サッカー界で活躍している吉田孝行さん(本校サッカー部9回生)の顔も見れて光栄」
●滝川二高サッカー部OB 吉田孝行氏(ヴィッセル神戸所属)
「この度は人工芝グランドの完成おめでとうございます。自分の時は土のグランドだったが、人工芝になったことで良いサッカーの実現が望めると思うので、全国の舞台で活躍することを楽しみにしているので、日々の練習を楽しんでください」
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