明暗分けた“W杯組”と“三銃士” 乾「前の3人と岳が入って流れが変わった」
ゲキサカ / 2019年3月27日 1時15分
[3.26 キリンチャレンジ杯 日本1-0ボリビア ノエスタ]
悔しさを隠そうとしなかった。左サイドハーフで先発した日本代表MF乾貴士(アウベス)は両チーム最多のシュート3本。前半23分にはMF宇佐美貴史からのサイドチェンジを受け、PA内左から右足でシュートを打ったが、GKの好セーブに阻まれた。同44分の右足ミドルも枠外。後半2分のミドルシュートは味方のMF香川真司に当たってしまった。
「最後のところで俺が決めていればもっと楽な試合になった。そこは反省点だけど、初めて(代表戦に)出る選手もいた。そんなにすぐうまくいくわけではないし、それなりにうまくやれていたと思う」
2列目は香川、宇佐美というロシアW杯組とのトリオだったが、MF橋本拳人とDF畠中槙之輔はこの日が代表デビュー戦。1トップのFW鎌田大地、縦関係を組んだ左サイドバックのDF安西幸輝も初先発だった。ハーフタイムには「もっとコンビネーションを増やしたり、サイドの関係性をもうちょっとうまくやっていこうという話があった」という。実際、後半は安西との連携も高まり、クロスにつながる場面も増えた。
しかし、試合が動いたのは5人が交代したあとの後半31分。2列目はロシアW杯組からMF中島翔哉、MF南野拓実、MF堂安律の“若手三銃士”に様変わりし、ボランチもMF小林祐希からMF柴崎岳、左サイドバックも安西からDF佐々木翔に交代していた。
「前の3人と(柴崎)岳が入ってすごく流れが変わった」。そう率直に認める乾は堂安、南野、中島とつないで決まった決勝点に「決める力が(中島)翔哉にはすごくあるし、他の2人もそういうところはすごいと思う」と素直に賛辞を送った。「悔しさはもちろんある。ゴールを決められなかったので、そこに対する悔しさはある」。30歳のドリブラーはそう言って唇を噛んだ。
(取材・文 西山紘平)
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