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最下位清水の光明…公式戦3発と開花中、19歳滝裕太に起きた“変化”

ゲキサカ / 2019年4月10日 13時7分

プロ2年目の技巧派アタッカーMF滝裕太

 今季、開幕から6試合未勝利の清水エスパルスはJ1リーグ最下位に沈んでいる。チームが苦境に立たされる中、光明といえる存在がU-20日本代表MF滝裕太だ。清水の下部組織で育った19歳は「自分たち若手が練習から元気にすることで、チームの雰囲気も戻ってくると意識したい」と、自らの役割を見つめている。

 チーム状況とは対照的に、ここまで個人としては際立った結果を残している。J1デビュー戦となった第2節G大阪戦でいきなりゴールを挙げると、第3節札幌戦も得意のヒールで華麗にゴール。続くルヴァン杯の“静岡ダービー”でも決勝点を挙げ、公式戦3試合連続ゴールを記録。プロの舞台でも才能を開花させつつある。

 そうした好調の要因として、「意識の変化が大きい」と滝は言う。プロ1年目はJ1リーグで出場機会を得られず、昨年すでに活躍していたDF橋岡大樹(浦和)ら同世代に刺激を受けた。「負けていられない」とキャンプ前から意識を高く持ち、プロ2年目のシーズンに入った。

「意識が変わって、責任感も出てきた」。そのきっかけとなったのが、昨年10〜11月にインドネシアで開催されたU-19アジア選手権だった。U-20W杯出場権は獲得したものの、準決勝でU-19サウジアラビア代表に力負け。先発した滝はピッチ上で“差”を痛感し、「本当に悔しい思いをした」と振り返る。

「世界との差を感じました。その差を埋めるために日々の練習からやっていくこと、自覚を持たないといけないと、そこで思いました」。決意新たに努力を重ね、現在は同世代のライバルたちを凌ぐ結果を残している。

 同大会で感じた悔しさは“もう一つ”あった。「インドネシアの大会は自分がスタメンじゃなかったので、その悔しさもある。Jリーグで結果を残してアピールして、U-20W杯はスタメンで出られるようにしたいです」。低迷するチームのため、そして、来月開幕のU-20W杯で日の丸の定位置をつかむために、さらなるアピールを誓う。

(取材・文 佐藤亜希子)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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