19年日本高校選抜、“最終決戦”はPK負けも個、チームとしての成長印象づける
ゲキサカ / 2019年4月23日 14時10分
[4.22 デュッセルドルフ国際ユース大会 日本高校選抜 1-1(PK3-5)エバートン]
個人、チームとして成長した日本高校選抜が将来への貴重な経験を積んだ――。欧州遠征中の日本高校選抜は22日、第57回デュッセルドルフ国際ユース大会5位決定戦でエバートン(イングランド)と対戦。1-1で突入したPK戦の末、3-5で敗れた。
日本高校選抜は19年チーム最終戦となるエバートン戦で前日から先発6人をチェンジ。GK松田亮(東福岡高→東京国際大)とCB吉村仁志(大津高→流通経済大)が今大会初先発を果たした。
4-3-3システムのGKが松田で4バックは右SB後藤裕二(矢板中央高→順天堂大)、CB吉村、CB大石悠介(山梨学院高→国士舘大)、左SB水野雄太(大津高→早稲田大)。中盤は岡井駿典(市立船橋高→中央大)がアンカー、オフェンシブの位置に天笠泰輝(青森山田高→関西大)と鈴木唯人(市立船橋高3年)が並んだ。3トップはCFを染野唯月(尚志高3年)が務め、2シャドーにはバスケス・バイロン(青森山田高→いわきFC)と武田英寿(青森山田高3年)が入った。
試合開始前、日本高校選抜はベンチ前でコーチ陣、選手18人全員で円陣を組み、“最終決戦”へ。前半5分に今大会初戦で先制FKを決めている染野の右足FKが枠を捉えたが、これはGKのファインセーブに阻まれた。
守備面での奮闘光る天笠と岡井、鈴木の中盤3人が攻守に渡ってボールに絡み、この日も気持ちの入った動きを見せるバイロン、ボールを引き出す力を発揮する武田がチームに推進力をもたらす。その高校選抜は10分にも武田から前線の染野に縦パスが入り、落としを受けたバイロンが強引にシュートまで持ち込んだ。
そして14分、岡井から左中間でパスを受けた武田が左タッチライン際に張る水野へパス。斜めに切れ込んだ水野は、PAまで持ち込んだところで切り返すと、右足シュートをニアサイドのゴールネットに突き刺した。水野は「結果を出せてよかった」。ベンチのコーチ陣、サブ組とハイタッチしてゴールを喜んだ。
24分にはエバートンに速攻からシュートを打たれたが、GK松田が冷静に対応。逆に高校選抜は、天笠とバイロンをMF秋山裕紀(前橋育英高→新潟)、FW宮崎純真(山梨学院高→甲府)に入れ替えた後半開始直後にも鈴木が個人技でPAへ切れ込むなどチャンスを作る。
8分には、吉村のループパスを受けた後藤がDF1人を巧みにかわしてラストパス。これを宮崎が右足で叩いたが、ボールはわずかに左外へ外れた。直後に武田が放った左足ミドルもGKの手とポストを弾いて外れてしまう。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
“サッカーの街”長岡でプレミア初開催。ホーム観衆の前で躍動の帝京長岡が4-0で神村学園を下し、初勝利!
ゲキサカ / 2024年4月15日 20時32分
-
“雑草”青森山田が自信に繋がる1勝!プレミアEAST開幕戦で市立船橋に2-0勝利!
ゲキサカ / 2024年4月6日 23時59分
-
金J開催の東京Vvs京都は白熱ドロー…豊川雄太ゴラッソなど京都2点先行も東京Vが染野唯月2発で劇的ドローに【明治安田J1第5節】
超ワールドサッカー / 2024年3月29日 21時7分
-
東京V、染野唯月が今季初ゴール含む2得点! 京都に土壇場ドローも16年ぶりJ1勝利ならず
FOOTBALL ZONE / 2024年3月29日 21時0分
-
U-23日本代表FW染野唯月が圧巻2発! 東京Vは2点ビハインドから後半ATに追いつきドロー…京都は今季2勝目ならず
ゲキサカ / 2024年3月29日 20時58分
ランキング
-
1最新データで発覚…大谷翔平176号は「誰も動いてない」 明かされた驚愕の「30/30」
Full-Count / 2024年4月23日 17時3分
-
2《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 7時20分
-
3レイカーズ 敵地で最大20点リードも大逆転負け…対ナゲッツ10連敗でPO1回戦0勝2敗 八村は3得点
スポニチアネックス / 2024年4月23日 13時39分
-
4大谷翔平がMLB日本人通算HR記録を更新 それでも超えられない「ゴジラ松井」という高い壁
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 17時30分
-
5【F1】角田裕毅〝謎の大不振〟の理由をマルコ博士がズバリ指摘「最善の決断ではなかった」
東スポWEB / 2024年4月21日 13時48分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください