将来、海外で戦える選手になるために、日本高校選抜MF秋山裕紀「何が必要なのか常に考えながら行動していきたい」
ゲキサカ / 2019年4月25日 22時9分
第97回全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜は4月13日から24日まで欧州遠征を行い、第57回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)に出場。6位で大会を終えた。
3月から、最も遅れて日本高校選抜に合流したMF秋山裕紀(前橋育英高→新潟)だが、ゲームコントロールやラストパスの部分などチームの攻撃力を1ランクレベルアップする存在に。自分の現在の力を試すために臨んだデュッセルドルフ国際ユース大会では、初戦で決勝点をアシストした。同時に課題も感じる大会に。その秋山が高校選抜の活動の感想と日本高校選抜や選手権を目指す高校生たちへのメッセージ、そして今年の意気込みなどを語った。
以下、秋山コメント
―高校選抜の活動を振り返って。
「まずは3年間、自分が高校生活を頑張ってきて、その結果が(高校選抜選出で)報われたというのが率直に嬉しい。その上で、ヨーロッパの普段やらない相手に対して、自分がどれだけできるかということでこの大会に臨んだんですけれども、海外の選手のフィジカルの強さや、一個一個のパススピードは日本人と全然違うもので、そこは凄い勉強になりました。自分は将来、海外で活躍したいという強い気持ちがあるので、自分の未来を想像した時に何が足りないか思い知らされた大会になったので、その部分では前向きに、ポジティブに色々なものを吸収できたんじゃないかと思います」
―足りないと思い知らされたこととは?
「やっぱり日本人のチームで戦う力は通用すると思ったんですけれども、海外の選手の1対1のフィジカルの強さとか、一個一個のパススピードの速さとか、局面局面のプレースピードとかは日本の選手よりも海外の選手の方がそういう能力はあるなと肌で感じたので。急には身体も強くならないし、足も速くはならないと分かっているんですけれども、少しずつ誰よりも強くなって、将来海外で活躍できる選手になるために、これから新潟に帰っても海外の選手にも勝てる、海外の選手相手にも通用する選手になるために今自分に何が必要なのか常に考えながら行動していきたいと思います」
―今までやってきたことプラス、欧州で足りないと感じたことを努力してしていく。
「努力という言い方を自分でするのはあまり好きじゃないんですけれども、今まで自分でも色々考えて自主練に取り組んだりしていたんですけれども、今回は自分に何が足りないか色々な部分で考えさせられた大会でした。フィジカル面で負けたところはフィジカルトレーニングして体幹を鍛えるとか、的確な自主練の仕方というのを自分の中で考えながらやる必要性があると感じています」
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