[MOM2846]矢板中央DF小出勇翔(1年)_“闘将”と同レベルへ。声とプレーで存在感のCB、完封勝利の立て役者に
ゲキサカ / 2019年5月22日 21時35分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.27 Rookie League第1節 矢板中央高 1-0 暁星高 時之栖裾野E2]
1-0で勝利した矢板中央高の選手の中で、特に存在感を放っていたのがCB小出勇翔だ。鹿島アントラーズジュニアユース時代はCBを務めていたという小出だが、登録身長は170cmほどのため、高校ではボランチに挑戦予定。本来の2CBが国体選抜に選出されて不在だったこの日は最終ラインの中央に入り、気の利いたプレーや声がけをしていた。
相手の前線に入ってくるボールを守備範囲広くインターセプト。的確な動きでボールを奪って攻撃に繋げただけでなく、空中戦での強さも発揮していた。「身長が小さい分、声掛けだったりカバーリングだったり、そういうところをしっかりやっていけたと思っています。ヘディングのところを得意としているので、そこも勝てたので良かったです」と本人も及第点のプレー。ただし、満足はしていなかった。
「去年の3年生の白井陽貴くんたちはもっと声を出してやっていた。自分はそこを目標にしてやっているのでまだまだ足りないと思います。自分はキャプテンとして一番分かっていなければいけないこともありますし、(フィールドプレーヤーで)一番後ろということで、みんなよりも見えていることが多いので、もっと早く声がけとかできたらもっとピンチとかも防げたのかなと思います」。
昨年の矢板中央のキャプテンで、日本高校選抜として欧州遠征にも参加したCB白井陽貴(矢板中央高→法政大)はトレーニングからチームを鼓舞していた“闘将”。そのリーダーと同じレベルに視線を向ける小出はプレー面、コーチングの部分も高い意識を持って取り組んでいく。
フランス代表MFエンゴロ・カンテのような選手が理想像というボランチでも、CBでもチームの状況に応じてプレーし、結果を出していく考え。期待の世代の中心人物になって、Rookie Leagueや選手権でタイトルを勝ち取る。
(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
2019 Rookie League特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]ボランチからコンバート。帝京三CB越智郁羽が左足からの好パス、守備でチームに貢献
ゲキサカ / 2024年4月24日 19時3分
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]日本一の先輩たちを「目指してみんな頑張っている」。鹿島学園MF高橋晃葵はボールを運べて、攻守でハードワークできる選手へ
ゲキサカ / 2024年4月23日 12時58分
-
[MOM4670]西武台MF高橋祐輔(1年)_ブレずにリーダーとしての振る舞いを続け、1-0勝利へ導く
ゲキサカ / 2024年4月22日 17時14分
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]“相手の土俵”で負けず、FKから決勝点。西武台が開幕戦を制す
ゲキサカ / 2024年4月22日 16時26分
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]名門対決の開幕戦は流経大柏が3-2で前橋育英を撃破。先制点のMF加島宏樹は「無敗優勝」を掲げる
ゲキサカ / 2024年4月21日 5時46分
ランキング
-
1横浜FM、クラブ史上初のACL決勝進出が決定 数的不利も蔚山とのPK戦“死闘”制す
FOOTBALL ZONE / 2024年4月24日 21時53分
-
2大敗の吉井監督「交代のタイミング間違えた」 8失点炎上の二保に謝罪「恥かかせた」
Full-Count / 2024年4月24日 21時36分
-
3大谷翔平が「人生の中でトップクラス」と自画自賛 前夜の191キロ衝撃弾を自ら解説
スポーツ報知 / 2024年4月25日 8時32分
-
4大谷、たった26試合でド軍歴代トップ3を独占 止まらない弾丸ライナー、1位&3位記録を2日で樹立
THE ANSWER / 2024年4月25日 11時12分
-
5一度は中止の女子版ACLプレ大会決勝、やっぱり実施へ…三菱重工浦和が出場、5月10~12日頃に駒場開催検討
スポーツ報知 / 2024年4月24日 18時37分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください