負傷離脱に泣いた過去…“飛び級”MF斉藤光毅は「特別な思い」でW杯へ
ゲキサカ / 2019年5月16日 0時21分
U-20日本代表MF斉藤光毅(横浜FC)は2017年秋、負傷した状態でU-17W杯のメンバー入りを果たしたが、参戦先のインドで再び負傷し、無念の帰国となった過去を持つ。「出られなくて悔しい思いをしたので、W杯には特別な思いがある」。10日後に控えるU-20ワールドカップは2年越しにたどり着いた世界舞台。今度こそ、自らの能力を世界に知らしめる構えだ。
横浜FCアカデミーで育った斉藤は2001年生まれの17歳。1999年生まれの選手を最年長とする今大会では、いわゆる『飛び級組』にあたる。しかし、「年齢は世界大会に出れば関係ない。一人の選手としてどんどんアピールして活躍できれば」と話したように、若さを売り出すつもりはいまさらない。
なにせ同い年のFW久保建英は15歳で前回大会に出場。世界各国を見渡せば18歳年次のU-20代表入りは決して珍しくもない。斉藤自身も2年前のU-17W杯は16歳で迎え、昨年7月には所属チームでも史上最年少の16歳11か月11日でデビューするなど、常に同世代の先頭集団を走ってきた選手だ。
「個人的には自分のこれからのサッカーキャリアの中で大きな大会にできるように、結果を残して飛躍のきっかけになればいい」。あくまでも“結果”にこだわる姿勢を見せた17歳が求めるのは「得点といった目に見えるもの」。2年前の苦しい記憶も胸に「悔しい思いをぶつけて、上に行くことができれば」と目標を見定める。
前回大会に出場したMF堂安律、DF冨安健洋、DF中山雄太、DF板倉滉はみんな、この大会を足がかりに世界への飛躍を果たした。「先のことも大事だけど、目の前のことを一つ一つ全力でやって、その先に景色が見えてくるという考え方をしているので」。まずは目の前のU-20W杯。横浜FCが大切に育てた若武者が、ついに世界舞台に挑む。
(取材・文 竹内達也)●U-20ワールドカップ2019特集ページ
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