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遠藤航が前半に自ら「×」サイン…日本人5選手出場のシントトロイデンは逆転で白星締め

ゲキサカ / 2019年5月23日 6時35分

逆転勝利を収めたシントトロイデン

[5.18 ベルギー・リーグPO2A第10節 シントトロイデン2-1ウェスターロ]

 ベルギー・リーグのプレーオフ2A第10節が18日に行われ、日本人5選手が所属する2位シントトロイデンは敵地で3位ウェスターロと対戦し、2-1で勝利した。DF冨安健洋は16試合連続、MF鎌田大地は31試合連続でスタメン起用され、ともにフル出場。2試合連続スタメンのDF遠藤航は前半21分、MF関根貴大は後半26分までプレーした。また、ベンチスタートのFW木下康介は関根と交代し、3試合ぶりの出場を果たしている。

 すでにプレーオフ2A突破の可能性が消滅しているシントトロイデンは、序盤にアクシデント。前半16分、関根の左CKから遠藤が相手と競り合った直後に顔を歪め、ベンチに向かって「×」のサインを出す。そのまま座り込み、駆けつけたスタッフとともにピッチの外へ。同21分に代わってFWウォルケ・ヤンセンスが投入された。

 前半43分には相手のセットプレーの流れからMFアレクシス・デ・サールのオウンゴールで先制を許す。ビハインドを負ったシントトロイデンは後半26分に関根を下げ、木下を投入。すると同28分、デ・サールのミドルシュートが相手に当たってゴールに吸い込まれ、汚名返上の同点弾となった。

 後半34分にFWジョルダン・ボタカのPKが止められたが、その後も押し気味にゲームを進め、同43分に逆転ゴールが生まれる。ボタカが右サイドでマークを引きつけ、PA手前右でバックパスを受けたヤンセンスが右足でグラウンダーのシュート。ニアサイドのゴール右に突き刺さり、2-1とする。このまま逃げ切ったシントトロイデンが6試合ぶりの白星を挙げ、最終節を締めくくった。
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