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瀬古歩夢が満を持して“W杯デビュー”へ「あの悔しさがあったからこそ」

ゲキサカ / 2019年5月22日 6時47分

自身初の世界大会に臨むDF瀬古歩夢(C大阪)

「ようやく自分が目指してきた舞台にきた」。世代屈指のセンターバックと評価されてきたU-20日本代表DF瀬古歩夢(C大阪)が満を持してワールドカップの舞台に立つ。

 C大阪の下部組織で育った瀬古は16歳だった2017年に2種登録され、ルヴァン杯でトップデビューを飾るなど、同世代の先を行く存在だった。アンダー代表では“00ジャパン”の守備の要に君臨していたが、2017年8月、U-17W杯前というタイミングで負傷し、約8か月間の長期離脱を強いられた。同期から1年半遅れたものの、念願の世界大会デビューが目前に迫っている。

 昨秋のU-19アジア選手権はDFリーダー橋岡大樹 (浦和)の“相棒”を小林友希(神戸)、三國ケネディエブス(福岡)と争う構図で、重要な初戦の北朝鮮戦で瀬古が先発を任された。しかし、判断ミスからPKを献上。期待に応える活躍は見せられず、ポーランド切符を懸けた大一番の準々決勝インドネシア戦は先発の座を小林に奪われた。

「あそこで悔しい思いをした分、さらに成長したいと思った。あの悔しさがあったからこそ今があると思っている」

 W杯イヤーの今季はJ3とルヴァン杯で出場を重ね、今月4日の第10節松本戦でついにJ1デビュー。11日の第11節横浜FM戦にも先発すると、2試合連続で完封に抑え、最良の状態でポーランドに乗り込んだ。「W杯で力を出したい」。橋岡不在の状況となったが、切磋琢磨してきたライバル2人と力を合わせ、18歳の逸材が大舞台で花開く。

(取材・文 佐藤亜希子)
●U-20ワールドカップ2019特集ページ

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